PowerSORT Workstation V5.0 使用手引書
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第7章 メッセージとエラーコード> 7.2 エラーコード> 7.2.6 OCX使用時のエラー詳細コード

7.2.6.1 エラー詳細コード(ErrorCodeプロパティが0、-1、-2のとき)

ErrorCodeプロパティが、0、-1または-2の場合のErrorDetailプロパティの設定値の意味は次のとおりです。

コード

意味

2

PowerSORTで使用するダイナミックリンクライブラリ(DLL)がローディングできません。以下のような原因が考えられます。

  • 漢字ソートマージ機能使用時にADJUSTがインストールされていません。
  • 富士通COBOLファイルを指定していますが、COBOLファイルシステムがインストールされていません。
  • Btrieveファイルを指定していますが、Btrieveファイルシステムがインストールされていません。

50

指定したメモリサイズが小さすぎます。

52

PowerSORTの動作に必要なメモリを確保できませんでした。

56

設定されたファイル関連情報に以下のような誤りがあります。

  • 実際の入力ファイルのレコード形式が指定されたレコード形式と異なります。
  • 入力ファイルのファイル種別にバイナリファイルを指定していますが、バイナリファイルのファイルサイズがレコード長の倍数ではありません。
  • マージおよびコピー機能で、上書き指定がされています。
  • コピー機能で、降順が指定されています。
  • コピー機能で、同一キーオプション(先入力先出力(FIFO)、サプレス、レコード集約)が指定されています。

57

排他関係にある機能を指定しました。

  • 先入力先出力(FIFO)機能、サプレス機能、レコード集約機能
  • ソート機能、マージ機能、コピー機能

59

キーフィールドの指定に誤りがあります。

  • キーフィールドがレコードの外を指しています。
  • キーフィールドで指定されたデータ形式を認識できません。
  • キーフィールドで指定されたキーの長さがサポート範囲外です。

60

集約フィールドの指定に誤りがあります。

  • 集約フィールドがレコードの外を指しています。
  • 集約フィールドで指定されたデータ形式を認識できません。
  • 集約フィールドで指定されたキーの長さがサポート範囲外です。

61

キーフィールドと集約フィールド、または集約フィールド同士が重なっています。

62

サポートされていない機能を指定しています。

63

選択フィールドに誤りがあります。

64

再編成フィールドに誤りがあります。

65

ファイルシステムの指定に誤りがあります。

66

選択フィールドが存在しないレコードが入力されました。

67

再編成フィールドが存在しないレコードが入力されました。

111

レコード長に誤りがあります。

114

マージ処理の入力ファイルが並んでいません。

115

レコード集約処理でオーバフローが発生しました。

116

可変長またはテキストレコード入力中、集約フィールドが存在しないレコードが入力されました。集約処理を中止し、処理は継続します。

117

テキストレコードでレコードの終りに改行文字がありません。

118

テキストレコード入力中、キーフィールドを含まないレコードが入力されました。

200

ファイルからのレコード読込み中にエラーが発生しました。

201

ファイルへのレコード書込み中にエラーが発生しました。

202

ファイルの属性に誤りがあります。ファイル属性の取得に失敗しました。

203

一時ファイルの属性に誤りがあります。ファイル属性の取得に失敗しました。

204

ファイルの形式に誤りがあります。

  • 組み合わせてはいけないファイル形式を指定しました。ファイル形式の組合せについては、入力と出力のファイル種別の組合せについてを参照してください。
  • サポート外のファイル形式を指定しました。

205

ファイルパス名の指定に重複があります。入力ファイルと出力ファイルに同じファイルを指定しました。

206

レコード形式に誤りがあります。

  • 固定長ファイルと可変長ファイルを混在して指定しています。
  • 入力と出力のレコード形式が異なっています。

207

レコード長に誤りがあります。

  • 可変長ファイルを指定したときは、MaxRecordLengthプロパティで指定した長さよりファイル属性のレコード長の方が長い場合に発生します。
  • 固定長ファイルを指定したときは、MaxRecordLengthプロパティで指定した長さとファイル属性の長さが異なる場合に発生します。

208

ファイルのオープンでエラーが発生しました。

209

プロセス内またはシステム内でオープン中のファイルが多過ぎます。または、必要とする一時ファイルの数が多過ぎます。

210

ファイルのクローズでエラーが発生しました。

211

媒体障害、またはソフト障害によるデータ破壊が発生しました。

212

一時ファイルの容量が足りません。

213

インコアソート(メモリ内だけで行うソート)できません。

214

一時ファイルの生成ができません。指定された一時ファイルのフォルダ名や属性に誤りがあり、一時ファイルの生成ができません。

215

入力に指定したファイルがありません。

216

入力に指定したファイルには参照許可がありません。

217

出力に指定したファイルには書込み許可がありません。

219

一時ファイルに指定したファイルには参照許可または書込み許可がありません。

222

レコード長の省略はできません。

224

一時ファイルへの書込み中にエラーが発生しました。

225

一時ファイルからの読込み中にエラーが発生しました。

226

環境変数の設定に誤りがあります。

230

キーフィールドの内部に判別不可能なコードがあります。

231

COBOLファイルシステムでエラーが発生しました。

  • COBOLランタイムライブラリが正しくインストールされていません。
  • 富士通COBOLファイルシステムの場合、レジストリ中のセクション“Product_Directory”の設定に誤りがあります。

233

ファイルパス名が長過ぎます。

234

パスプレフィックスの構成要素にフォルダでないものがあります。

235

指定したファイル名はフォルダです。

236

出力デバイス上のスペースが足りません。

237

ファイルのサイズがプロセスの限度または最大ファイルサイズを超えました。

238

システムコールまたはライブラリ関数でエラーが発生しました。

240

レコード比較領域が確保できなかったため、処理を中断しました。

241

レコード集約処理中に数値として認識されない値が検出されました。

242

Btrieveファイルシステムでエラーを検出しました。SubErrorCodeプロパティにエラー情報が設定されています。Btrieveのマニュアルなどを参照してください。

243

COBOLファイルシステム(索引ファイル)でエラーを検出しました。

250

PowerSORTの処理に誤りがあります。

251

既に存在しているファイルを作成しようとしました。

252

指定されたデバイス名が無効です。

253

指定された入力ファイルのデバイス名が無効です。

254

指定された出力ファイルのデバイス名が無効です。

255

指定されたパス名が無効です。

256

指定された入力ファイルのパス名が無効です。

257

指定された出力ファイルのパス名が無効です。

258

指定されたデバイスを見つけることができません。

259

指定された入力ファイルのデバイスを見つけることができません。

260

指定された出力ファイルのデバイスを見つけることができません。

261

ファイル名が長過ぎます。

262

入力ファイル名が長過ぎます。

263

出力ファイル名が長過ぎます。

264

フォルダまたはファイルを作成できません。

265

入力ファイルとして指定されたフォルダまたはファイルを作成できません。

266

出力ファイルとして指定されたフォルダまたはファイルを作成できません。

267

デバイスへの接続は以前から記憶されている接続ですが現在は接続されていません。

268

入力ファイルのデバイスへの接続は以前から記憶されている接続ですが現在は接続されていません。

269

出力ファイルのデバイスへの接続は以前から記憶されている接続ですが現在は接続されていません。

270

指定されたフォルダは有効なフォルダではありません。

271

入力ファイルとして指定されたフォルダは有効なフォルダではありません。

272

出力ファイルとして指定されたフォルダは有効なフォルダではありません。

273

フォルダ名が無効です。

274

入力ファイルとして指定されたフォルダ名が無効です。

275

出力ファイルとして指定されたフォルダ名が無効です。

276

ディスク装置が壊れていて読み取ることができません。

277

ディスク上に充分な容量がありません。

278

ハードディスクへアクセス中にディスク操作に失敗し、再試行も失敗しました。

279

ハードディスクへアクセス中に再キャリブレート操作に失敗し、再試行にも失敗しました。

280

ハードディスクへのアクセス中にディスクコントローラのリセットが必要になりましたが、失敗しました。

281

ディスクは使用中か、または他のプロセスがロックしています。

282

入力ファイルとして指定されたディスクは使用中か、または他のプロセスがロックしています。

283

出力ファイルとして指定されたディスクは使用中か、または他のプロセスがロックしています。

284

拡張エラーが発生しました。

285

ファイルまたはフォルダが壊れており、読み取ることができません。

286

ファイルのボリュームが外部的に交換されており、オープンされているファイルは有効でなくなりました。

287

入力ファイルとして指定されたボリュームが外部的に交換されており、オープンされているファイルは有効でなくなりました。

288

出力ファイルとして指定されたボリュームが外部的に交換されており、オープンされているファイルは有効でなくなりました。

289

指定されたファイルを見つけることができません。

290

指定された入力ファイルを見つけることができません。

291

指定された出力ファイルを見つけることができません。

292

ファイル名または拡張子が長過ぎます。

293

入力ファイル名または拡張子が長過ぎます。

294

出力ファイル名または拡張子が長過ぎます。

295

ディスクがいっぱいです。

296

指定されたドライブを見つけることができません。

297

指定された入力ファイルのドライブを見つけることができません。

298

指定された出力ファイルのドライブを見つけることができません。

299

ファイル名、フォルダ名、またはボリュームラベルが構文上正しくありません。

300

入力ファイルのファイル名、フォルダ名、またはボリュームラベルが構文上正しくありません。

301

出力ファイルのファイル名、フォルダ名、またはボリュームラベルが構文上正しくありません。

302

I/Oデバイスエラーのため要求を実行できませんでした。

303

他のプロセスがファイルの一部分を既にロックしているため、プロセスはそのファイルにアクセスできません。

304

他のプロセスが入力ファイルの一部分を既にロックしているため、プロセスはそのファイルにアクセスできません。

305

他のプロセスが出力ファイルの一部分を既にロックしているため、プロセスはそのファイルにアクセスできません。

306

ファイルの先頭よりも前の位置にファイルポインタを移動しようとしました。

307

書込み違反がネットワーク上で発生しました。

308

ネットワークアクセスが拒否されました。

309

入力ファイルのネットワークアクセスが拒否されました。

310

出力ファイルのネットワークアクセスが拒否されました。

311

ネットワークはビジー状態です。

312

ファイルはこれ以上ありません。

313

ネットワークが存在しないか、または開始されていません。

314

入力ファイルのネットワークが存在しないか、または開始されていません。

315

出力ファイルのネットワークが存在しないか、または開始されていません。

316

指定されたエイリアスが存在しません。

317

指定された入力ファイルのエイリアスが存在しません。

318

指定された出力ファイルのエイリアスが存在しません。

319

ディスクにはボリュームラベルがありません。

320

入力ファイルのディスクにはボリュームラベルがありません。

321

出力ファイルのディスクにはボリュームラベルがありません。

322

指定されたファイルのネットワーク接続は存在しません。

323

入力ファイルとして指定されたファイルに対するネットワーク接続は存在しません。

324

出力ファイルとして指定されたファイルに対するネットワーク接続は存在しません。

325

指定されたディスクにはアクセスできません。

326

指定された入力ファイルのディスクにはアクセスできません。

327

指定された出力ファイルのディスクにはアクセスできません。

328

ドライブの準備ができていません。

329

入力ファイルとして指定されたドライブの準備ができていません。

330

出力ファイルとして指定されたドライブの準備ができていません。

331

ネットワーク要求がサポートされていません。

332

入力ファイルとして指定されたファイルに対するネットワーク要求がサポートされていません。

333

出力ファイルとして指定されたファイルに対するネットワーク要求がサポートされていません。

334

指定されたデバイスまたはファイルをオープンできません。

335

入力ファイルとして指定されたデバイスまたはファイルをオープンできません。

336

出力ファイルとして指定されたデバイスまたはファイルをオープンできません。

337

この時点では、指定されたパスは使えません。

338

この時点では、指定された入力ファイルのパスは使えません。

339

この時点では、指定された出力ファイルのパスは使えません。

340

指定されたパスを見つけることができません。

341

指定された入力ファイルのパスを見つけることができません。

342

指定された出力ファイルのパスを見つけることができません。

343

クライアントは必要な特権を保持していません。

344

入力ファイルに指定されたファイルに対して、クライアントは必要な特権を保持していません。

345

出力ファイルに指定されたファイルに対して、クライアントは必要な特権を保持していません。

346

システムは指定されたデバイスから読み取ることができません。

347

リモートコンピュータが利用できません。

348

ネットワーク要求が受け入れられませんでした。

349

ドライブは、要求されたセクタを見つけることができません。

350

ドライブは、読込み要求されたセクタを見つけることができません。

351

ドライブは、書込み要求されたセクタを見つけることができません。

352

ドライブは、ディスク上の指定された領域やトラックの位置を特定することができません。

353

読込み処理中、ディスク上の指定された領域やトラックの位置を特定することができませんでした。

354

書込み処理中、ディスク上の指定された領域やトラックの位置を特定することができませんでした。

355

指定されたデバイスまたはファイルにファイルポインタを設定することができません。

356

指定された入力ファイルのデバイスまたはファイルにファイルポインタを設定することができません。

357

指定された出力ファイルのデバイスまたはファイルにファイルポインタを設定することができません。

358

リモートサーバは、一時停止状態または開始状態です。

359

他のプロセスがファイルを使用しているため、プロセスはそのファイルにアクセスできません。

360

他のプロセスが入力ファイルを使用しているため、プロセスはそのファイルにアクセスできません。

361

他のプロセスが出力ファイルを使用しているため、プロセスはそのファイルにアクセスできません。

362

入力ファイルをオープンできません。

363

出力ファイルをオープンできません。

364

ディスクメディアが認識されていません。フォーマットされていない可能性があります。

365

入力ファイルとして指定されたディスクメディアが認識されていません。フォーマットされていない可能性があります。

366

出力ファイルとして指定されたディスクメディアが認識されていません。フォーマットされていない可能性があります。

367

ボリュームは、認識されたファイルシステムを持っていません。必要なファイルシステムドライバがすべてロードされ、ボリュームが壊れていないかどうか確認してください。

368

指定されたデバイスに書き込むことができません。

369

メディアは書込み禁止です。

370

アクセスが拒否されました。

371

入力ファイルのアクセスが拒否されました。

372

出力ファイルのアクセスが拒否されました。

600

漢字ソートマージ処理でエラーが発生しました。

601

ADJUST処理でエラーが発生しました。SubErrorCodeプロパティを参照してください。対応するエラーコードについてはADJUSTに関するエラーコードを参照してください。

602

ICONV処理でエラーが発生しました。SubErrorCodeプロパティを参照してください。対応するエラーコードについてはICONVに関するエラーコードを参照してください。

623

ふりがなフィールドの指定に誤りがあります。


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