PowerSORT Workstation V5.0 使用手引書
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第6章 C言語プログラムからPowerSORTを使用する> 6.4 BSORT関数で使用する構造体

6.4.22 BSRTSKIP構造体

BSRTSKIP構造体は、入力ファイルの先頭から不要なレコードを処理前に読み飛ばす場合に、読み飛ばすレコード件数を定義するための構造体です。
BSRTSKIP構造体の領域を確保する際の領域の大きさはBS_SKIPTABSIZE(n)を使って求められます。
BS_SKIPTABSIZE(n)は、n個のBSRTSKIP構造体の大きさを求めるマクロです。

typedef struct {
  unsigned long   entry_no;
  unsigned long   skip_recnum[1];
} BSRTSKIP;

■BSRTSKIP構造体メンバ

unsigned long  entry_no

読み飛ばすレコード件数のエントリ数を指定します。
このメンバに0を設定すると指定を省略したものとみなします。

unsigned long  skip_recnum[n]

読み飛ばすレコード件数を指定します。
0を指定するとすべてのレコードが処理対象となります。入力ファイルの指定順に合わせて入力ファイルごとにレコード件数を指定します。
入力ファイル数より読み飛ばすレコード件数の指定が少ない場合は、指定のない入力ファイルのレコードはすべて処理対象となります。入力ファイル数より読み飛ばすレコード件数の指定が多い場合は、ファイルに対応しない指定が無視されます。


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