PowerSORT Workstation V5.0 使用手引書
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第6章 C言語プログラムからPowerSORTを使用する> 6.4 BSORT関数で使用する構造体

6.4.13 BSFILE_BTRV構造体

BSFILE_BTRV構造体は、入力Btrieveファイルのオーナーネームまたは出力Btrieveファイルのインデックス情報を指定するための構造体です。

typedef struct {
  BSPTR_BSFILE   InOwnerNameTbl;
  short int      key_len;
  short int      bufsize;
  char        *btrv_spec;
} BSFILE_BTRV;

■BSFILE_BTRV構造体メンバ

BSPTR_BSFILE  InOwnerNameTbl

入力Btrieveファイルのオーナーネームテーブルのアドレスを設定します。
通常、省略可能で、省略する場合は<NULL>を指定します。

short int  key_len

出力Btrieveファイルのインデックスキーの合計長を設定します。

short int  bufsize

出力Btrieveファイルのファイル情報とインデックスキー情報を設定した領域の大きさを設定します。

char  *btrv_spec

出力Btrieveファイルのファイル情報とインデックスキー情報を設定した領域のアドレスを設定します。

■オーナーネームテーブ

オーナーネームの指定はBSFILE構造体を使用して指定します。入力ファイルが複数のときは入力ファイル名と同じ順でオーナーネームを指定します。オーナーネームがない場合は、BSFILE構造体のfile_addr[i]には<NULL>を指定します。

■ファイル情報とインデックスキー情報

ファイル情報とインデックスキー情報は、出力Btrieveファイルのファイル情報およびキー情報を指定するための領域です。概要は以下のとおりです。テーブルの形式や指定内容に関する詳しい説明については、Btrieveのプログラマーズガイドまたはオペレーションマニュアルを参照してください。


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