PowerSORT Workstation V5.0 使用手引書
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4.3.12 FieldDelimiterプロパティ
テキストファイル浮動フィールド指定の場合のフィールド分離文字を設定します。
■構文
object.FieldDelimiter = string |
◆object
オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式を指定します。
◆string
フィールド分離文字を指定します。
■解説
- テキストファイル浮動フィールド指定の場合のフィールド分離文字を設定します。
- 浮動フィールド形式で各種フィールドを指定する場合に、レコード内のフィールドの区切りを示すフィールド分離文字を指定できます。この指定を省略した場合、空白およびタブをフィールド分離文字とします。
- フィールド分離文字は、文字列または16進数で指定します。
- 文字列で指定する場合は、全体をクォーテーション( ' )で囲みます。クォーテーション( ' )を分離文字とする場合は、クォーテーション( ' )の前に円記号( \ )を指定します。また、円記号( \ )をフィールド分離文字とする場合は、円記号( \ )を2つ続けて指定します。
- 16進数で指定する場合は、先頭にxを付け16進コードを続けて設定します。タブなど文字として入力できないコードを指定できます。
- レコード分離文字と同じ文字は指定できません。レコード分離文字は、LineDelimiterプロパティで指定します。

- 浮動フィールドのフィールド番号は、先頭のフィールドが0となります。
- フィールド分離文字の指定を省略した場合、レコードの先頭の空白またはタブは先頭のフィールドに含まれます。レコードの先頭以外の空白またはタブが連続している場合は、最初の空白がフィールド分離文字となり、残りの空白はフィールドの一部となります。
- フィールド分離文字を指定し、フィールド分離文字が連続して存在した場合、2つの分離文字の間に空フィールドが存在するとみなします。フィールド分離文字はフィールドには含まれません。
■記述例
フィールド分離文字の指定例を示します。
◆文字列指定
1つの空白 |
' ' |
1つの円記号( \ ) |
'\\' |
空白とクォーテーション( ' ) |
' \'' |
◆16進数指定
[参照]
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