Apdesigner プログラマーズガイド
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10.7.2 プロパティの参照および設定
プロパティの参照および設定は、プロパティシートで行います。
Javaフォーム定義のメニューバーから[表示] > [プロパティ]を選択すると、プロパティウィンドウが表示され、ウィンドウ内のプロパティシートに選択中のBeanのプロパティが一覧表示されます。選択中のBeanがない場合は、Javaフォームのプロパティが表示されます。
このプロパティシートから、プロパティを参照および設定することができます。プロパティウィンドウを以下に示します。
+プロパティシートの情報
プロパティシートには以下の情報が表示されます。
- 標準タブ
Beanの標準プロパティを表示します。
- 固有タブ
Beanの固有プロパティを表示します。
- プロパティ名
プロパティの名称を表示します。
- 設定値
設定中のプロパティの値を表示します。この値を書き換えると、Beanのプロパティを変更することができます。プロパティの種類によって、一覧から値を選んだり、数値をスピンボタンで選択できます。
- 説明文
プロパティシートの下部には、選択中のプロパティの説明文を表示します。
+プロパティシートの機能
プロパティウィンドウ内のアイコンには、以下の機能があります。
- Beanカスタマイザ表示
選択中のBeanがカスタマイザを提供している場合、カスタマイザを表示します(カスタマイザとは、選択中のBean専用の設定および参照ダイアログです)。
- 一覧から選択
選択中のプロパティが、プロパティエディタを提供している場合、プロパティエディタを表示します(プロパティエディタとは、プロパティ専用の設定および参照ダイアログです)。ただし、プロパティ型がFontおよびColorの場合、Apdesignerが提供するプロパティエディタを表示します。
- null値を設定する
選択中のプロパティにnullを設定します。Java言語の基本データ型ではないプロパティに対して設定できます。
- 初期値に戻す
プロパティの値を標準値に戻します。
- 元に戻す
変更したプロパティの値を元に(1つ前の値)戻します。
- ヘルプ表示
選択中のプロパティの値の説明があるhtml文書を表示します。標準プロパティの場合は標準プロパティ一覧、固有プロパティの場合はそれぞれのプロパティのメソッドの説明があるhtml文書を表示します。
- 注)
- 「元に戻す」で、layoutプロパティを元に戻した場合に、layoutプロパティの値は元に戻りますが、Beanの配置は元に戻らない場合があります。
Javaフォーム定義で設定できる文字列型プロパティの最大長は65535文字です。
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