Apdesigner プログラマーズガイド
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第3部 Apdesigner利用編> 第10章 Javaフォームとアプレットを定義する> 10.5 Beanを設定する

10.5.1 Beanの種類

以下にBeanの種類を示します。各Beanの詳細は、クラス名をもとに各マニュアルを参照してください。クラス名は、以下の方法でJavaフォーム定義で確認することができます。

AWTおよびSwingのBeanを参照する場合、以下を参考にしてマニュアル上の該当箇所を参照します。

+J Business Kit(JBK)

J Business Kit(以降では、JBKと略します)は、Windows上で動作するJavaによる各種アプリケーションを開発および運用するうえで有効なライブラリやツールを提供しています。

Javaフォーム定義のオブジェクトパレット上にある[JBK]には、JBKに含まれるUIライブラリ(GUIを実現し、画面をビルドする各種機能)のBeanが表示されます。Beanの詳細については、"J Business Kitオンラインマニュアル"を参照してください。

+AWT

Abstract Window Toolkit(AWT)は、Sun Microsystems社から提供されるJava Development Kitに含まれる、GUIパッケージです。
Javaフォーム定義のオブジェクトパレット上にある[AWT]には、AWTに含まれるUIライブラリのBeanが表示されます。詳細については、"Java Development Kitオンラインマニュアル"を参照してください。

+Swing

Swingは、Sun Microsystems社から提供される、AWTの軽量コンポーネントユーザインタフェースの機能をもとに、プラットフォームに依存しないコードで実装されたUIライブラリです。
Javaフォーム定義のオブジェクトパレット上にある[Swing]には、Swingに含まれるUIライブラリのBeanが表示されます。詳細については、Swingのマニュアルを参照してください。

+Swingコンテナ

Swingコンテナとは、Swingのうちコンテナ機能をもつBeanを集めたものです。詳細については、Swingのマニュアルを参照してください。
Javaフォーム定義のオブジェクトパレット上は、[Swingコンテナ]と表示されます。

+J Internet Communication Kit(JICK)

J Internet Communication Kit(以降では、JICKと略します)は、以下に示すグループウェアのサービスを活用したユーザの業務用Javaアプリケーションまたはアプレットの開発を支援します。

Javaフォーム定義では、以下に示すBeanがオブジェクトパレットから利用できます。

Beanの詳細については、"J Internet Communication Kitオンラインマニュアル"を参照してください。
Javaフォーム定義のオブジェクトパレット上は、[JICK]と表示されます。

SwingおよびSwingコンテナにあるBeanは、Swingのフレームまたはダイアログ上だけで動作が保証されています。

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