Apdesigner プログラマーズガイド |
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第3部 Apdesigner利用編 | > 第10章 Javaフォームとアプレットを定義する | > 10.1 Javaフォームを新規作成する |
Javaフォームには以下の種類があり、それぞれの種別ごとに継承フォームが用意されています。継承フォームについては"継承フォーム"を参照してください。
プルダウンメニューやタイトルバーなどで構成される一般的なウィンドウのフレーム(枠)をもつフォームです。アプリケーションの初期画面など基本となる画面として利用します。
見かけは、フレームと似ていますが、モーダルにできる、タイトルバーのアイコンを指定できないなど、フレームとの機能差があります。フレームに対して補助的な位置付けで、一時的に表示してユーザの入出力を行うような画面として利用します。
フレームをもたないフォームです。ほかのフレームやダイアログに貼り付けて利用します。複数のBeanをパネルに貼り付けて、複合的なGUI部品を作成する場合に利用します。
JBKの画面操作ライブラリのクラスを作成するための支援機能です。詳細については、JBKの画面操作ライブラリのマニュアルおよび"JBK画面操作ライブラリ支援機能"を参照してください。
種類を選択したあと、以下のJavaフォームクラスの情報を設定します。
パッケージ名を指定します。指定しない場合、空欄のままにします。
作成するフォーム名を指定します。
Javaフォームのタイプを指定します。AWTコンポーネントを使うかSwingコンポーネントを使うかを指定します。
Javaフォーム作成時に[設定]欄でプロパティの設定を変更することが可能です。
以下の項目があります。
矩形プロパティの値です。
フォントプロパティの値です。
前景色プロパティの値です。
背景色プロパティの値です。
Javaフォームにスクロールバーを装着する場合は、以下の手順で定義します。
- フレームの標準プロパティ「レイアウトマネージャ」を「BorderLayout」に設定します。
- AWTスクロールペインを貼ります。貼るときの配置条件には、「CENTER」を指定します。
- AWTパネルをAWTスクロールペインに貼ります。
- AWTパネルの標準プロパティ「レイアウトマネージャ」を「なし」以外に設定します。「なし」の指定では、スクロールバーが表示されません。
なお、スクロールバーは、フレームウィンドウが小さくなり、フレーム内のBeanがはみ出る場合にだけ表示します。
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