Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第5章 保守> 5.6 スタンドアロン形態の修復

5.6.1 環境が壊れている場合

 環境が壊れている場合は、スタンドアロン形態のリポジトリを再作成します。リポジトリのバックアップディレクトリ(Solaris OE、Linuxではバックアップファイル)を使用することにより、リポジトリをバックアップ時の状態へ修復することができます。バックアップディレクトリ(Solaris OE、Linuxではバックアップファイル)がない場合は、リポジトリを新規に再作成する必要があります。

 スタンドアロン形態での運用中に、リポジトリをバックアップディレクトリ(Solaris OE、Linuxではバックアップファイル)から作成し直して修復する場合の対応手順を説明します。

  1. Interstage管理コンソールを使用し、[システム] > [サービス] > [リポジトリ]の[リポジトリ:状態]画面で、修復するリポジトリを停止します。
  2. 手順1で停止したリポジトリを削除します。
  3. 修復するリポジトリのバックアップディレクトリ(Solaris OE、Linuxではバックアップファイル)を、ireprestsysコマンドを使用してリストアします。



     バックアップディレクトリ X:\Backup\irep\rep001_back
     リポジトリ名 rep001

    ireprestsys -d X:\Backup\irep\rep001_back -R rep001
    IREP: 情報: irep11001: リストアが成功しました X:\Backup\irep\rep001_back [rep001]


     バックアップファイル名 /backup/irep/rep001_back.tar.Z
     リポジトリ名 rep001

    #ireprestsys -f /backup/irep/rep001_back.tar.Z -R rep001
    UX:IREP: 情報: irep11001: リストアが成功しました /backup/irep/rep001_back.tar.Z [rep001]

     

  4. Interstage管理コンソールを使用し、画面から、修復したリポジトリを起動します。

 ireprestsysコマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“バックアップコマンド”を参照してください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006