Interstage Shunsaku Data Manager トラブルシューティング集 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -
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1.4.3 コマンド実行中にサーバがダウンした場合の対応
director用のコマンドを実行中にサーバがダウンした場合、コマンドの実行結果は正常終了か、異常終了かのどちらかとなります。
directorが停止している場合、directorを再起動して、以下の手順に従ってコマンドを再度実行するかどうかを決定してください。
以下に、director用コマンド別の対処方法を説明します。
■shundbackupコマンド
コマンドのオプションによって手順が異なります。
- bオプション指定によるバックアップ開始宣言を実行中であった場合、shundbackupコマンドのbオプションを再度実行し、ディレクタデータファイルのバックアップを実施してください。
- eオプション指定によるバックアップ終了宣言を実行中であった場合、shundbackupコマンドは正常終了しています。
- cオプション指定によるバックアップ開始宣言のキャンセルを実行中であった場合、shundbackupコマンドは正常終了しています。
■shundcdsコマンド
shundstateコマンドを実行し、フラグメンテーション率(Fragments)を確認します。
- フラグメンテーション率がshundcdsコマンド実行前から小さくなっている場合、shundcdsコマンドは正常終了しました。
- フラグメンテーション率がshundcdsコマンド実行前から小さくなっていない場合、shundcdsコマンドは異常終了しました。
shundcdsコマンドを再度実行してください。
■shundclearコマンド
shundstateコマンドを実行し、検索対象となる総レコード件数(Records)を確認します。
- レコード件数が0件の場合、shundclearコマンドは正常終了しました。
- レコード件数が0件になっていない場合、shundclearコマンドは異常終了しました。shundclearコマンドを再度実行してください。
■shundexportコマンド
出力ファイルを削除し、shundexportコマンドを再度実行してください。
■shundimportコマンド
shundstateコマンドを実行し、検索対象となる総レコード件数(Records)を確認します。
- レコード件数がshundimportコマンド実行前から変更されている場合、shundimportコマンドは正常終了しました。
- レコード件数がshundimportコマンド実行前から変更されていない場合、shundimportコマンドは異常終了しました。shundimportコマンドを再度実行してください。
■shundrecoverコマンド
コマンドのオプションによって手順が異なります。
- bオプション指定によるリカバリ開始宣言を実行中であった場合、shundrecoverコマンドのbオプションを再度実行し、ディレクタデータファイルのリカバリを実施してください。
- eオプション指定によるリカバリ終了宣言を実行中であった場合、shundrecoverコマンドのbオプションから再度実行し、ディレクタデータファイルのリカバリを実施してください。
- cオプション指定によるリカバリ開始宣言のキャンセルを実行中であった場合、shundrecoverコマンドは正常終了しています。
- lオプション指定によるオペレーションログファイルのリカバリを実行中であった場合、shundrecoverコマンドのlオプションを再度実行し、オペレーションログファイルのリカバリを実施してください。
■shundresendコマンド
shundstateコマンドを実行し、directorに接続されているsearcherの情報を確認します。
- searcherの検索対象となるデータ量(DataSize)が均等に配置されている場合、shundresendコマンドは正常終了しました。
- searcherの検索対象となるデータ量(DataSize)が均等に配置されていない場合、shundresendコマンドは異常終了しました。
shundresendコマンドを再度実行してください。
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