Interstage Application Server 運用ガイド
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第4章 メンテナンス(資源のバックアップ)> 4.1 資源のバックアップとリストア> 4.1.2 バックアップ手順

4.1.2.18 旧バージョンServletサービス資源のバックアップ

 旧バージョンServletサービス資源のバックアップ手順について説明します

■バックアップコマンド

 旧バージョンServletサービス資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。

各環境定義ファイル(Webアプリケーション環境定義ファイルを除く):
  C:\Interstage\F3FMjs2\bin\jsbackup.exe

Webアプリケーション(Webアプリケーション環境定義ファイルを含む):
  C:\Interstage\JDK13\bin\jar.exe(JDK1.3を"C:\Interstage\JDK13"にインストールした場合)
  xcopyコマンド(JREの場合)

各環境定義ファイル(Webアプリケーション環境定義ファイルを除く):
  /opt/FJSVjs2/bin/jsbackup

Webアプリケーション(Webアプリケーション環境定義ファイルを含む):
  /opt/FJSVawjbk/jdk13/bin/jar(JDK1.3を"/opt/FJSVawjbk/"にインストールした場合)
  tarコマンド(JREの場合)

■バックアップ方法

 Webアプリケーションが複数ある場合、それぞれに対して異なるバックアップファイル名(ディレクトリ名)を指定して下記3.(Webアプリケーションのバックアップ)を行ってください。

 以下の条件の操作例を示します。


 サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルを“C:\Interstage\F3FMjs2\conf"以外に格納した場合には、上記1.2.3を行った後、以下の方法でサーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルをバックアップしてください。
 なお、サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルが複数ある場合、それぞれに対して異なるバックアップファイル名を指定して下記2.を行ってください。
 以下の条件の操作例を示します。

 以下の条件の操作例を示します。

  1. jsbackupコマンドを実行して、環境定義ファイルをバックアップします。
      /opt/FJSVjs2/bin/jsbackup /backup
  2. Webアプリケーションのバックアップ用ディレクトリを作成します。
      mkdir /backup/FJSVjs2/webapps
  3. Webアプリケーションをバックアップします。
    -JDKの場合
    jarコマンドを実行して、Webアプリケーションをバックアップ用ディレクトリにバックアップします。
      /opt/FJSVawjbk/jdk13/bin/jar cvfM /backup/FJSVjs2/webapps/sample.war /opt/FJSVjs2/webapps/sample
    -JREの場合
    tarコマンドを実行して、Webアプリケーションをバックアップ用ディレクトリにバックアップします。
      tar cvf /backup/FJSVjs2/webapps/sample.tar /opt/FJSVjs2/webapps/sample


 サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルを“/etc/opt/FJSVjs2"以外に格納した場合には、上記1.2.3を行った後、以下の方法でサーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルをバックアップしてください。
 なお、サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルが複数ある場合、それぞれに対して異なるバックアップファイル名を指定して下記2.を行ってください。
 以下の条件の操作例を示します。


 Enterprise Editionのみで提供するSession Registryサーバの環境定義ファイルは、Session Registryサーバの資源ファイルを参照して、cpコマンドでバックアップしてください。


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