PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.2 (Solaris(TM) オペレーティング環境版) |
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付録E メッセージ一覧 | > E.5 GFS共用ファイルシステム専用管理コマンドメッセージ |
メモリの獲得に失敗しました。システムのメモリ不足が発生しています。
システムの状態を確認し、他のプロセスの終了を待つか、またはスワップ領域または実メモリを増やしてください。その後、再度実行してください。
本操作は、リストア状態では実行できません。
再びバックアップを行うためにはコピー処理完了後に sfcproxybreak(1M) により一旦関連付けを解除してください。その後、必要に応じて再度関連付けを行ってください。
コピー処理中にエラーが発生し、コピーが失敗しました。
本書の“24.7.12 異常発生時の対処”にしたがって対処してください。
管理パーティションの内容が不正です。
カスタマサポート担当者にご連絡ください。
ファイルシステムのロックの取得に失敗しました。他のコマンドまたはデーモンがロックを取得し動作しています。
すべての共用ノードにおいて GFS 共用ファイルシステムのコマンドまたはデーモンの動作が終了するのを待って、cmdname を再度実行してください。
高速バックアップ機能が呼び出しているコマンド cmd が異常終了しました。
cmd のエラーメッセージを調査し、動作可能にしてください。
ファイルシステム更新操作のロック後、瞬時コピー処理または切離し処理を行いましたが、その間にロックが解除されました。バックアップが正しく作成されていない可能性があります。
カスタマサポート担当者にご連絡ください。
操作対象のファイルシステムで、他ノードでマウントしていてもコマンド実行ノードがアンマウント状態です。ファイルシステムの更新操作をロックすることができない状態のため、コマンドの実行に失敗しました。
sfcproxyjoin, sfcproxyop backup, sfcproxyop part, sfcproxybreak では、ファイルシステムの全ノードでアンマウント状態か、コマンド実行ノードがマウント状態である必要があります。ファイルシステムの状態を確認してください。
指定した device がキャラクタ特殊ファイルではありません。
コマンドに指定したパス名を見直してください。
バックアップ元とバックアップ先が結合状態の場合に実行すべきコマンドを分離状態で実行しました、または分離状態の場合に実行すべきコマンドを結合状態で実行しました。
実行したコマンドおよびバックアップ元とバックアップ先の結合状態を見直してください。
実行可能な PRIMECLUSTER Global Disk Services Snapshot のコマンドがありませんでした。本機能には、オプションソフトPRIMECLUSTER Global Disk Services Snapshot が必要です。
PRIMECLUSTER Global Disk Services Snapshot を使用可能な状態にしてください。
コマンド cmdname が pathname の情報取得に失敗しました。
pathname が引数で指定したものである場合、有効な GFS 共用ファイルシステムのブロック特殊ファイルまたはマウントポイントのディレクトリを指定してください。
バックアップ元またはバックアップ先がコピー中の状態で関連付けの解除を行おうとしました。
コピー中の場合は関連付けの解除を行うことはできません。コピーの完了を待つか、-f オプションを指定して強制解除を行ってください。ただし強制解除を行った場合、コピー先のボリュームはデータ不当 (INVALID) 状態となります。
代表パーティションで指定されたファイルシステムに対する、GDS のボリュームが存在しません。
ファイルシステムを sfcadm(1M) で消さずに GDS のボリュームを消した後に、本関連付けを行ったことが考えられます。
ファイルシステムを sfcadm(1M) で削除してください。必要であればバックアップからファイルシステムを復旧してください。
-g オプションで指定したファイルシステムと関連しないグループ (class.group) がオペランドで指定されています。
-g オプションで指定したファイルシステムの存在するグループだけをオペランドに指定してください。
バックアップ先の GDS のグループにボリュームが存在しました。グループで関連付けを行う場合は、バックアップ先のグループにボリュームが存在してはいけません。
以下のいずれかの対処を行ってください。
GDS の異なるクラスのデバイスの間で関連付けを行おうとしました。
指定したバックアップ元とバックアップ先のパーティションを見直してください。
同じバックアップ元のファイルシステムに異なる運用パターンの関連付けを行おうとしました。
実行したコマンドを見直してください。
バックアップ元またはバックアップ先として不正なパーティションが指定されました。バックアップ元またはバックアップ先として異なるファイルシステムのパーティションが指定されました。
バックアップ元またはバックアップ先のパーティション構成を見直してください。
指定したパスが不正です。GDS 以外のデバイスを指定した場合にもこのメッセージが出力されます。
指定したパスを確認してください。
-g オプションまたはオペランドの引数に指定された device は、GFS 共用ファイルシステムのものではありません。
device を削除するか、正しい GFS 共用ファイルシステムの代表パーティションのキャラクタ特殊ファイルをオペランドまたは -g オプションの引数に設定してください。
-g オプションの引数で指定されたファイルシステムのパーティション device を含むグループ (class.group) がオペランドで指定されていません。
-g オプションの代表パーティション名または、オペランドのグループの誤りを修正してください。
バックアップ元のファイルシステム device1 とバックアップ先のファイルシステム device2 の MDS ノード、AC ノードの設定が一致しませんでした。
バックアップ元およびバックアップ先の MDS ノード、AC ノードの設定を見直してください。バックアップ先のファイルシステムが不要な場合は、バックアップ先のファイルシステムを削除して再実行してください。
指定されたグループ数が上限 n を超えました。
-g オプションの引数で指定したファイルシステムの存在するグループだけをオペランドに指定してください。
同じデバイスが複数回指定されました。オペランドの指定誤りが考えられます。
正しいバックアップ元とバックアップ先をオペランドで指定してください。
バックアップ元のパーティション device1 とそれに対応するバックアップ先のパーティション device2 のサイズが等しくありません。
バックアップ元またはバックアップ先のパーティション構成を見直してください。
ボリューム名が長くなってしまうため、バックアップ元のグループ (class.group) に存在するボリュームに対応するバックアップ先グループのボリュームを作成できません。
バックアップ元またはバックアップ先のパーティション構成を見直してください。
指定されたファイルシステムは、複数パーティション構成のファイルシステムです。バックアップ対象に指定できません。
ファイルシステムをシングルパーティション構成に作り直してください。
バックアップ元のグループにマウントされているファイルシステム (device) が存在します。
特にありません。
ただし、バックアップ対象のファイルシステムのみがグループ内に存在するように GDS のボリューム構成変更を検討してください。
GDS の関連付けが一部行われましたが、すべてのパーティションの関連付けが行われる前にエラーが発生しました。部分的に関連付けが設定された状態になっています。
コピー処理の完了後、示されたコマンドを実行して GDS 側の関連付けを解除してください。コピー処理の完了を待たずに関連付けの解除を行いたい場合は sdxproxy break コマンドの最後に -e force を指定して実行してください。ただし -e force をつけて実行した場合、コピー先のボリュームがデータ不当(INVALID) 状態となることがあります。
関連付けの解除後、エラーとなった原因を調べる必要があります。
マウント可能な状態ではありません。他のノードから既にマウントされているか、マウント状態の時にノードダウンが発生しました。
他のノードからすでにマウントされている場合、マウントすることはできません。マウント状態の時にノードダウンが発生した場合、fsck_sfcfs(1M) によりファイルシステムの復旧後、マウントしてください。
GDS の組込み処理または切離し処理が一部行われましたが、すべてのパーティションの処理が行われる前にエラーが発生しました。結合状態と分離状態が混在した状態になっています。
sfcproxybreak(1M) により関連付けの解除を行ってください。関連付けの解除後、エラーとなった原因を調べる必要があります。
バックアップ元(リストア先)のファイルシステムの全ノードがアンマウント状態ではありませんでした。
バックアップ元(リストア先)のファイルシステムの全ノードをアンマウント状態にさせてから再実行してください。
rel_name はリストア後状態となりました。
特にありません。
再びバックアップを行うためにはコピー処理完了後に sfcproxybreak(1M) により一旦関連付けを解除してください。その後、必要に応じて再度関連付けを行ってください。
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