PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.2 (Solaris(TM) オペレーティング環境版)
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付録B リファレンスマニュアル> B.1 ファイルシステム管理コマンド

B.1.3 ff_sfxfs(1M) GFSローカルファイルシステムのファイル名と統計情報の作成

◆形式

ff -F sfxfs [ generic_options ] [ -o specific_options ] special ...

◆機能説明

 ffspecial で指定した GFS ローカルファイルシステムのファイル名と i ノード番号を出力します。

 複数のパーティションでファイルシステムが構成されている場合の特殊ファイル名の指定は、代表パーティションのパス名を指定します。

 generic_options は汎用 ff コマンドでサポートしているオプションです。

 ff(1M) のオプションを参照してください。

◆オプション

 以下のオプションが指定できます。

-V

 コマンド行を表示しますが、実行はしません。

-I

 i ノード番号を出力しません。

-l

 マルチリンクファイルのすべてのパス名を出力します。

-p prefix

 指定した prefix をパス名に付加します。

-s

 ファイルサイズを出力します。

-u

 所有者のログイン名を出力します。

-a -n

 n 日以内にアクセスされたファイルを選択します。

-m -n

 n 日以内に修正/作成されたファイルを選択します。

-c -n

 n 日以内にステータスが変更されたファイルを選択します。

-n file

 指定した file より後で修正されたファイルを選択します。

-i i-node-list

 i-node-list で指定した i ノードについてだけ出力します。

-o

 sfxfs 固有オプションを指定します。オプションとオプションの間はコンマで区切ります。
a
 "." と ".." ディレクトリエントリを表示します。
m
 モード情報を表示 (-i と共に有効) します。
s
 特殊ファイルとセットユーザ ID モードのファイルだけ表示します。

◆使用例

# ff -F sfxfs /dev/sfdsk/gfs/dsk/vol0301

◆関連項目

find(1), ff(1M), ncheck(1M), attributes(5).


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