| PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.2 (Solaris(TM) オペレーティング環境版) |
目次
索引
![]()
|
| 第3部 Global File Services 共用ファイルシステム | > 第13章 ファイルシステムの構造 | > 13.1 ファイルシステムのディスク上の構造 |
GFS 共用ファイルシステムでは、複数のパーティション
を1つのファイルシステムに割り当てるマルチパーティション構成をとることが可能です。また、1つのパーティションからなるシングルパーティション構成も可能です。
シングルパーティション構成では、アップデートログ領域
、メタデータ領域
、ファイルデータ領域
を1つのパーティションにとります。

マルチパーティション構成では、メタデータ領域、ファイルデータ領域を複数のパーティションで持つことができます。 また、ファイルデータ領域、アップデートログ領域をそれぞれメタデータ領域から分離してファイルシステムを作成することができます。
マルチパーティション構成のうち、代表的なパターンを以下に示します。
1. アップデートログ領域を別パーティションに分離する (アップデートログ領域分離
)

2. ファイルデータ領域に新規パーティションを追加する (ファイルデータ領域追加)

3. アップデートログ領域分離、ファイルデータ領域追加のマルチパーティション構成

4. ファイルデータ領域を代表パーティションから分離したパーティション構成

5. メタデータ領域、アップデートログ領域、ファイルデータ領域、が独立したパーティション構成

6. メタデータ領域、アップデートログ領域、複数のファイルデータ領域がそれぞれ独立したパーティション構成

7. メタデータ領域に新規パーティションを追加する (メタデータ領域追加)

8. メタデータ領域、ファイルデータ領域に新規パーティションを追加する (メタデータ領域、ファイルデータ領域追加)

9. アップデートログ領域分離、メタデータ領域追加のマルチパーティション構成

10. アップデートログ領域分離、メタデータ領域、ファイルデータ領域追加のマルチパーティション構成

マルチパーティションでは、すべてのパーティションに、スーパブロック
、パーティション構成情報
を保持しています。
目次
索引
![]()
|