| PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.2 (Solaris(TM) オペレーティング環境版) | 
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| 第2部 Global File Services ローカルファイルシステム | > 第10章 RMSクラスタ運用でのGFSローカルファイルシステムの利用について | 
ここでは、切替ファイルシステムの GFS ローカルファイルシステムにデータパーティションを追加する場合の手順について説明します。

設定にあたっては、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”、“PRIMECLUSTER RMS導入運用手引書” ならびに“PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”を併せてお読みください。
RMS が起動中の場合、RMS を停止します。
運用ノードがあるノードから、当該 GFS ローカルファイルシステムに sfxadd コマンドにより、データパーティションを追加します。
以下の方法により、切替ファイルシステムの再設定を行います。
運用ノードのホスト名が sunny、待機ノードのホスト名を moony として説明します。
a) moony 側から moony のホスト ID を確認します。
b) sunny 側で、moony のホスト名とホスト ID の設定を sfxnode コマンドで行います。
sfxnode コマンドには、代表パーティションを指定してください。
c) moony 側で、デバイス情報の登録を sfxadm コマンドで行います。
moony 側から見たデバイス名を、ファイルシステムを構成するすべてのパーティションについて、代表パーティションを先頭にして指定してください。
異なったディスククラスの GDS ボリュームが追加された場合、以下の方法により、userApplication Configuration Wizard を使用して、RMS 構成定義の変更を行います。

設定にあたっては、“PRIMECLUSTER導入運用手引書”と“PRIMECLUSTER RMS導入運用手引書”を併せてお読みください。
RMS を起動し、以下の点に注意して、RMS 構成定義の設定が正しいことを確認します。

本手順の中で、RMS アプリケーションが起動に失敗する場合、以下のケースが考えられます。
以下に示す、対処をしてください。
対処:手順3.を参照して、切替ファイルシステムの設定を行ってください。
なお、カスケード運用環境における切替ファイルシステムへのデータパーティションの追加については、待機側となる複数のノード上で待機ノード側の作業を実施してください。
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