Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド
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第5章 保守 > 5.3 バックアップ

5.3.1 バックアップ手順

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 バックアップ対象となるリポジトリの停止を確認後、バックアップコマンドを実行し、リポジトリのバックアップを行います。以下にバックアップ手順について説明します。

  1. バックアップ対象のリポジトリが格納されたサーバマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[サービス] > [リポジトリ]をクリックします。
  2. [リポジトリ:状態]画面でバックアップ対象のリポジトリのチェックボックスをチェックし、[停止]ボタンをクリックして、リポジトリを停止します。
  3. バックアップ対象のリポジトリが格納されたサーバマシンに管理者権限でログインします。
  4. 上記サーバマシン上でirepbacksysコマンドを実行し、リポジトリ資源をバックアップディレクトリに出力します。
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     バックアップディレクトリ名 X:\Backup\irep\rep001_back
     リポジトリ名 rep001
     バックアップディレクトリ名には、リポジトリのデータをバックアップするディレクトリ名を指定します。irepbacksysコマンド実行後、X:\Backup\irep\rep001_backが作成されます。

    irepbacksys -d X:\Backup\irep\rep001_back -R rep001
    IREP: 情報: irep11000: バックアップが完了しました X:\Backup\irep\rep001_back [rep001]



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     バックアップファイル名(拡張子は含まない) /backup/irep/rep001_back
      リポジトリ名 rep001
     バックアップファイル名には、リポジトリのデータをバックアップするファイル名を指定します。なお、拡張子を含まない形で指定してください。irepbacksysコマンド実行後、/backup/irep/rep001_back.tar.Zが作成されます。

    #irepbacksys -f /backup/irep/rep001_back -R rep001
    UX:IREP: 情報: irep11000: バックアップが完了しました /backup/irep/rep001_back.tar.Z [rep001]

     irepbacksysコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

  5. バックアップ対象のリポジトリのチェックボックスをチェックし、[起動]ボタンをクリックして、リポジトリを起動してください。

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