Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド
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第1章 概要 > 1.1 Smart Repositoryとは

1.1.3 構成

 Smart Repositoryのコンポーネント構成を以下に示します。

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◆Smart Repositoryサーバ

 Smart Repositoryサーバは、LDAPサーバおよびEnablerで構成されています。

 LDAPサーバ
 LDAPのAPIを利用したアプリケーションからの要求を受け付け、情報の取り出しおよび格納を行うプログラムです。
 Enabler
 情報を格納するデータベースです。Fujitsu Enablerを使用しています。

◆Smart Repositoryクライアント

 Smart Repositoryクライアントは、LDAP-APIおよびLDAPコマンドで構成されています。

 LDAP-API(C,Java)
 Application Server上で、LDAPのアプリケーションからSmart Repositoryサーバにアクセスするためのライブラリです。C言語用およびJava言語用があります。
 LDAPコマンド
 Smart Repositoryサーバ上の情報を簡単に操作(検索/追加/削除/更新)するためのコマンド群です。

◆エントリ管理ツール

 Smart Repositoryサーバ上の情報を簡単に操作(検索/追加/削除/更新)するためのGUIベースのツールです。エントリ管理ツールはシステム管理者による、ディレクトリ構築時の開発・テストでの利用を想定しています。ユーザ運用におけるエントリ管理には、専用のアプリケーションを作成してください。アプリケーションの開発は、“アプリケーションの作成(C API)”、または、“アプリケーションの作成(JNDI)”を参照してください。


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