PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.2 (マルチパス機能編) - Solaris (TM) オペレーティングシステム版 - |
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第8章 DR(Dynamic Reconfiguration)機能 | > 8.1 GP7000F モデル1000/2000, PRIMEPOWER 800/900/1000/1500/2000/2500のDR機能 | > 8.1.3 DRコマンド実行時の動作 |
DRコマンドによる切断実行中、問い合わせによる処理中止、あるいは何らかの要因により切断処理を中止しなければならない状況が発生した場合、切断のキャンセル処理が行われます。
同様にDRコマンドによる接続を実行した場合、何らかの要因により接続処理を中止しなければならない状況が発生した場合、接続のキャンセル処理が行われます。
マルチパス機能のDR連携スクリプトでは、切断のキャンセル処理として再接続処理を行い、切断前の状態に戻します。
- マルチパス方式の場合
切断前の状態が"active"状態、または"standby"状態の場合は"standby"状態に、"fail"状態または"stop"状態の場合は"stop"状態まで遷移します。
しかし、ハードウェア等の故障要因等により、切断前の状態に戻らない場合があります。接続のキャンセル処理では、再切断処理を行い、"disconnected"状態に戻します。
ATMの場合は、再接続・再切断するNICに該当する通信パス全てに対して処理を行います。
- マルチリンクイーサネット方式の場合
切断前の状態が"active"状態の場合は"active"状態に、"fail"状態または"stop"状態の場合は"stop"状態まで遷移します。
しかし、ハードウェア等の故障要因等により、切断前の状態に戻らない場合があります。接続のキャンセル処理では、再切断処理を行い、"disconnected"状態に戻します。
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