Systemwalker Operation Manager スケジュール分散機能説明書 - Solaris(TM) オペレーティングシステム - - Linux/Linux for Itanium(R) - - HP-UX -
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第2章 環境定義> 2.5 ポリシー情報の抽出/配付> 2.5.1 他サーバの同一サブシステムへの環境構築

2.5.1.2 ポリシー情報の配付

ポリシー情報の配付手順を、以下の場合に分けて説明します。

■管理サーバのポリシー情報の配付・適用

以下の手順で配付・適用します。

  1. 配付先サーバにスケジュール分散環境が構築されていない場合は、スケジュール分散環境構築コマンド(stemenvset.sh)で管理サーバの環境を構築します。詳細は、“スケジュール分散機能の構築/解除”を参照してください。
  2. 配付先の管理サーバの対象サブシステムを、運用日管理スケジュールにします。詳細は、“運用日管理スケジュールの設定”を参照してください。
  3. ポリシー情報の抽出”で抽出したスケジュール分散機能のファイルを、配付先の管理サーバの、対象となるサブシステムの同じフォルダにftpなどで複写します。
  4. 配付先の管理サーバ上で以下のファイルを編集して管理サーバのIPアドレスを設定します。
    ファイル名:stemmanager.ini
    [INIT]
    MANAGEMENT_IP =管理サーバのIPアドレス
  5. 抽出元の管理サーバのサブシステムにスケジュールサーバが定義されている場合は、スケジュールサーバ上で以下のファイルを編集します。
    ファイル名:stemmanager.ini
    [INIT]
    MANAGEMENT_SERVER=管理サーバのIPアドレス
    MANAGEMENT_HOSTNAME=管理サーバのホスト名
  6. 抽出元の管理サーバからスケジュールサーバを解除します。

    [スケジュール分散環境設定 [ログイン]]ウィンドウで、抽出元の管理サーバに接続し、[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスで、対象サブシステムを選択します。

    [スケジュールサーバ]−[解除]で[スケジュールサーバの解除]ウィンドウを表示し、スケジュールサーバを解除します。

  7. [Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウの[ポリシー抽出]で抽出した情報を[ポリシー配付]で配付先サーバに配付します。

■スケジュールサーバのポリシー情報の配付・適用

以下の手順で配付・適用します。

  1. 配付先サーバにスケジュール分散環境が構築されていない場合は、スケジュール分散環境構築コマンド(stemenvset.sh)でスケジュールサーバの環境を構築します。詳細は、“スケジュール分散機能の構築/解除”を参照してください。
  2. [スケジュール分散環境設定 [ログイン]]ウィンドウで、スケジュールサーバを追加する管理サーバに接続し、[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスで、対象サブシステムを選択します。

    [スケジュールサーバ]−[追加]で[スケジュールサーバの追加]ウィンドウを表示し、スケジュールサーバを追加します。

  3. ポリシー情報の抽出”で抽出したスケジュール分散機能のファイルを、配付先のスケジュールサーバの、対象となるサブシステムの同じフォルダにftpなどで複写します。
  4. 配付先のスケジュールサーバ上で以下のファイルを編集します。
    ファイル名:stemmanager.ini
    [INIT]
    MANAGEMENT_SERVER=管理サーバのIPアドレス
    MANAGEMENT_HOSTNAME=管理サーバのホスト名
    SCHEDULE_SERVER=管理サーバに登録してある自スケジュールサーバのホスト名
  5. [Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウの[ポリシー抽出]で抽出した情報を[ポリシー配付]で配付先サーバに配付します。

管理サーバ/スケジュールサーバ(1台で運用する場合)のポリシー情報の配付・適用

以下の手順で配付・適用します。

  1. 配付先サーバにスケジュール分散環境が構築されていない場合は、スケジュール分散環境構築コマンド(stemenvset.sh)で管理サーバの環境を構築します。詳細は、“スケジュール分散機能の構築/解除”を参照してください。
  2. 配付先の管理サーバの対象サブシステムを、運用日管理スケジュールにします。詳細は、“運用日管理スケジュールの設定”を参照してください。
  3. ポリシー情報の抽出”で抽出したスケジュール分散機能のファイルを、配付先の管理サーバの、対象となるサブシステムの同じフォルダにftpなどで複写します。
  4. 配付先の管理サーバ上で以下のファイルを編集して管理サーバのIPアドレスを設定します。
    ファイル名:stemmanager.ini
    [INIT]
    MANAGEMENT_IP=管理サーバのIPアドレス
  5. [Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウの[ポリシー抽出]で抽出した情報を[ポリシー配付]で配付先サーバに配付します。

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