Symfoware Server 解説書 - FUJITSU -
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第5章 Symfoware Serverの機能

5.5 セキュリティ

ネットワークと連携したデータベースシステムでは、多数のユーザに多用な情報を提供することができます。情報が分散化したオープンなネットワーク環境では、複数の管理者によって、作業を分担しながら情報を管理しなければなりません。情報は特定の人が一括管理できないことで、漏洩したり、不当に利用されたりするといったさまざまな脅威にさらされることになります。

そこで、これらの脅威から情報を保護するために情報システムでのセキュリティ対策が重視されるようになってきました。

セキュリティとは、情報が漏洩したり改ざんされたりといったセキュリティ脅威による被害を防止すること、あるいは情報サービスへの不当な妨害を阻止することです。情報システムが社会基盤としての信頼を得るためには、漏洩や改ざんなどによる被害を事前に防止するためのセキュリティ対策が必須です。

Symfoware Serverでは、セキュリティ評価認証(ISO標準15408)に準拠してデータベースに対する脅威からデータベースのデータを守り、それにより今後増加が見込まれる国際調達の入札条件に対応することができます。

Symfoware Serverのセキュリティの概要について、以下に示します。

[図:セキュリティ]


下へ5.5.1 セキュリティ運用の選択
下へ5.5.2 利用者制御
下へ5.5.3 監査ログ制御
下へ5.5.4 資源制御
下へ5.5.5 セキュリティパラメタのチューニング

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