Symfoware Server WebDBtoolsユーザーズガイド - FUJITSU -
目次 索引 前ページ次ページ

第2部 使用手引き編> 第5章 データの操作

5.2 データ更新

データ更新では、データベースからデータを検索したあと、指定したデータを更新できます。データ更新の操作方法を説明します。

表のDSOの格納構造がOBJECTの場合、データ更新を使用することはできません。

  1. [機能選択]画面の[データ操作]を選択します。

  2. [データベース]アイコンをクリックし、スキーマ一覧を展開します。

  3. [スキーマ]アイコンをクリックし、表一覧を展開します。

  4. [表]アイコンの右にある表名をクリックし、[表操作メニュー]画面を表示します。

  5. [操作]の[検索+更新・削除]をクリックし、[検索+更新・削除]画面を表示します。

  6. 更新したい列を検索するための条件を指定します。設定方法については、“データ検索”を参照してください。

  7. [実行]ボタンをクリックし、検索結果を表示します。
    これまでの操作の内容を確認する場合は、[確認]ボタンをクリックします。

  8. 更新対象行の[更新]ボタンをクリックし、更新を実行する画面を表示します。

  9. [選択リスト]テキストボックスにBLOB型の列を指定した場合、[コンテンツタイプ]テキストボックスが表示されます。[コンテンツタイプ]テキストボックスにコンテンツタイプを指定し、[表示]ボタンをクリックし、画面を表示します。コンテンツタイプについては、“wit_media”を参照してください。

    BLOB型の列の値をマルチメディア表示する場合のブラウザの設定については、“セットアップガイド”を参照してください。
  10. 更新する列の[更新値]テキストボックスに、更新値を指定します。更新値として以下の値が指定できます。

    指定値 利用種別 備考

    定数

    指定した定数に更新する場合

    定数の記述形式については、“WebDBtoolsのアイコン”を参照してください。

    NULL

    NULL値に更新する場合

     

    DEFAULT

    DEFAULT値に更新する場合

    表定義でDEFAULTが設定されていない場合は、NULL値が設定されます。

    CURRENT_DATE

    現在の日付を指定する場合

    詳細は、“SQLリファレンス”の“日時値関数”を参照してください。

    CURRENT_TIME

    現在の時刻を指定する場合

    CURRENT_TIMESTAMP

    現在の時刻印を指定する場合

    FILE'ファイル名'

    BLOB型の列にファイルの内容を指定する場合

    詳細は、「<!DO>」を参照してください。


  11. [更新]ボタンをクリックし、更新します。
    これまでの操作の内容を確認する場合は、[確認]ボタンをクリックします。更新を中止する場合は、[取消]ボタンをクリックします。

  12. 実行結果が表示されます。[終了]ボタンをクリックし、画面を閉じます。
    ほかの行の更新を続ける場合は、処理を繰り返します。

  13. 更新操作を有効にする場合は、[結果]画面の[反映]ボタンをクリックし、無効にする場合は、[取消]ボタンをクリックします。

  14. [反映]ボタンをクリックすると、更新結果が表示されます。[終了]ボタンをクリックし、更新作業を終了します。

データの更新後は、データをバックアップしてください。

バックアップについては、“RDB運用ガイド”の“異常時に備えたデータのバックアップ”を参照してください。

◆例

製品写真表の値を更新する例を以下に示します。

  1. [選択リスト]テキストボックスに“製品番号,製品写真”を指定します。

  2. [実行]ボタンをクリックし、検索結果を表示します。

  3. [コンテンツタイプ]テキストボックスにコンテンツタイプを指定し、[表示]ボタンをクリックし、画面を表示します。

  4. 更新対象行の[更新]ボタンをクリックし、更新を実行する画面を表示します。

  5. [コンテンツタイプ]テキストボックスにコンテンツタイプを指定し、[表示]ボタンをクリックし、画面を表示します。

  6. 更新する列の[更新値]テキストボックスに、更新値を指定します。

  7. [更新]ボタンをクリックし、更新します。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005