Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編) - FUJITSU - |
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第5章 アプリケーションの翻訳・結合編集 | > 5.2 Windows(R)を使用した場合のアプリケーションの翻訳・結合編集 | > 5.2.4 複数の翻訳単位から構成されるアプリケーションの翻訳・結合編集の方法 |
動的プログラム構造のアプリケーションは、以下に示す方法で翻訳・結合編集します。動的プログラム構造は、COBOLのアプリケーションだけ利用できます。
SQL文を使用する翻訳単位は、sqlcobolを使用して翻訳・結合編集を行います。
sqlcobolのオプションの指定方法については、オンラインヘルプを参照してください。
動的プログラム構造のロードモジュールを動的結合して作成するためには、主プログラムの翻訳・結合編集時に、翻訳オプション“DLOAD”を指定します。副プログラムは共用ライブラリにロードモジュールとして作成しておきます。
アプリケーションを動的結合する場合に必要なオプションを以下に示します。
翻訳対象の性質 |
指定するオプション |
備考 |
|
---|---|---|---|
SQL文を含む翻訳単位 |
主プログラム |
-WC, "DLOAD" |
動的プログラム構造の指定 |
-M |
COBOLの場合に指定 |
||
副プログラム |
動的リンクオプション |
動的結合の指定 |
例
動的プログラム構造のSQL文を使用する主プログラム(DEMO14MAIN.SCOB)と、SQL文を使用する2個の副プログラム(SUB9.SCOB、SUB10.SCOB)を動的結合します。DLL名は、副プログラムを“SUB9.LIB”および“SUB10.LIB”、主プログラムのロードモジュール名は、“DEMO14MAIN.EXE”とします。
cd C:\USERS\DEFAULT\APPLICATION\SRC sqlcobol -L"/DLL /EXPORT:SUB9" SUB9.SCOB sqlcobol -L"/DLL /EXPORT:SUB10" SUB10.SCOB sqlcobol -L"/out:..\BIN\DEMO14MAIN.EXE SUB9.LIB SUB10.LIB" DEMO14MAIN.SCOB -M -WC,"DLOAD"
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