FUJITSU Linkexpress Replication option説明書
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付録A 容量見積り> A.5 Oracle抽出レプリケーションでのデータベース抽出コマンドの作業域の容量見積り

A.5.2 差分抽出時の作業域の容量見積り

差分抽出を行う場合は、-tオプションで指定した作業ディレクトリに以下の空き容量が必要です。

見積り式

ディスク空き容量 = ( R + J + C2 ) × 抽出件数 × 2

R:抽出レコード長(単位はバイト)。“A.5.1 全件抽出時の作業域の容量見積り”を参照してください。

J:ジャーナル形式指定時のサイズ(単位はバイト)。
抽出差分形式(DIFFTYPE)に“JNL”を指定した場合は8となります。抽出差分形式(DIFFTYPE)に“OPEN”を指定した場合は0となります。

C2:コード変換・バイトオーダ変換指定時のサイズ(単位はバイト)。
抽出定義時のデータベースコード系(INCODE)と抽出コード系(OUTCODE)が異なる場合、もしくはバイトスワップの指定(BYTESWAP)に“NO”以外を指定した場合には、“R:抽出レコード長”になります。これ以外の場合は0となります。

さらにコード変換が必要な場合は以下の容量が必要になります。

見積り式

コード変換で必要な空き容量 = 1400 + C1

C1:抽出定義時のデータベースコード系(INCODE)と抽出コード系(OUTCODE)が異なる場合、もしくはバイトスワップの指定(BYTESWAP)に“NO”以外を指定した場合に使用する作業域のサイズ(単位はバイト)。これ以外の場合は0となります。

コード変換・バイトオーダ変換指定時の作業域サイズ(C1)= 2850 + 310 × 抽出データ項目数

注意事項

項目の長さについては、“付録B 抽出データ項目の形式”を参照してください。


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