FUJITSU Linkexpress Replication option説明書
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第6章 コマンドリファレンス> 6.31 lxrpoextコマンド

6.31.1 抽出データの形式

抽出データ格納ファイルに抽出されるデータの形式を以下に示します。データの形式は、抽出定義の抽出差分形式(DIFFTYPE)によって分類すると以下の2種類があります。

[オープン独自形(“DIFFTYPE = OPEN”のとき)]

[ジャーナル形(“DIFFTYPE = JNL”のとき)]

図は1つのレコードを表したもので、ファイル内には、同じ長さのレコードが連続した形で格納されます。

  1. レコード長(長さ:4バイト、属性:INTEGER)

    レコードの先頭から末尾までの長さが設定されます。

  2. 有効列数(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)

    抽出される項目数だけでなく差分反映操作も個数に含まれます。

  3. 差分反映操作のナル表示域(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)

    つねに0x0000が設定されます。

  4. 差分反映操作(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)

    0x0001:追加差分

    0x0002:更新差分

    0x0003:削除差分

  5. ナル表示域(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)

    0x0000:ナル値でない

    0xffff:ナル値

  6. データ項目(長さ:データ型によって異なる)

    各項目のデータがバイナリ形式で抽出されます。

    詳細は、“付録B 抽出データ項目の形式”を参照してください。


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