FUJITSU Linkexpress Replication option説明書
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第6章 コマンドリファレンス

6.11 lxreplogコマンド(差分ログの破棄)

[名称]

差分ログの破棄コマン

[形式]

差分ログファイルの差分ログだけを破棄する場合

  lxreplog  -I
            { -r  抽出定義名  |  -g  レプリケーショングループ名 } 

差分ログファイルの差分ログを破棄するとともに、対応する抽出データ格納ファイルを削除する場合

  lxreplog  -I
            { -r  抽出定義名  |  -g  レプリケーショングループ名 }
            -c

トランザクションログファイルの差分ログを破棄し、さらにすべての差分ログファイルの差分ログの破棄と、それに対応する抽出データ格納ファイルを削除する場合

  lxreplog  -I -S 

[機能説明]

トランザクションログファイルの差分ログ、指定された抽出定義またはレプリケーショングループに対する差分ログファイルの差分ログと、対応する抽出データ格納ファイルを削除します。

[オプションの意味]

-I

取得されている差分ログを破棄します。
-r 抽出定義名

差分ログを破棄する差分ログファイルに対する抽出定義名を指定します。
-g レプリケーショングループ名

差分ログを破棄する差分ログファイルに対するレプリケーショングループ名を指定します。
-c

-rオプションに指定した抽出定義名、または-gオプションに指定したレプリケーショングループ名に対応した抽出データ格納ファイルを、lxcmtdbコマンドを使用して削除します。
本オプションは、-Iオプションおよび-rオプション、または-Iオプションおよび-gオプションと組み合わせて使用します。
本オプションを指定して実行した場合、-rオプションに指定された抽出定義、または-gオプションに指定したレプリケーショングループは、差分ログの取得が終了した状態になります。
本オプションを省略した場合、抽出データ格納ファイルの削除は行いません。lxcmtdbコマンドを使用し、削除してください。
本オプションは、以下のSymfoware抽出レプリケーションの場合にだけ使用できます。

Solarisの場合:Linkexpress Replication option 4.0以降
Linuxの場合:Linkexpress Replication option V4.0以降
-S

トランザクションログファイル、およびすべての差分ログファイルから差分ログを破棄し、差分ログを破棄した差分ログファイルに対応するすべての抽出データ格納ファイルを、lxcmtdbコマンドを使用して削除します。
本オプションは、-Iオプションと組み合わせて使用します。
本オプションを指定して実行した場合、すべての抽出定義およびレプリケーショングループは、差分ログの取得が終了した状態になります。
本オプションは、以下のSymfoware抽出レプリケーションの場合にだけ使用できます。

Solarisの場合:Linkexpress Replication option 4.0以降
Linuxの場合:Linkexpress Replication option V4.0以降

[注意事項]

[復帰値]

0:正常終了

1:異常終了


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