負荷分散/QoS制御 機能ガイド
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第1章 はじめに> 1.3 前バージョンからの変更点について

1.3.3 Traffic Director(Linux版)

■全般

V6.0L10

“ndconfig”コマンドによりインストール後にインタフェースのIPアドレス変更、デフォルトゲートウェイ、サブネットマスクの変更がおこなえるようになりました。

インストール時に、パッケージをインストールする前にホットスタンバイ(二重化情報)の設定が可能になりました。

Red Hat Enterprise Linux AS (v.3 for x86)、Red Hat Enterprise Linux ES (v.3 for x86)をサポートOSに追加しました。負荷計測エージェント以外のコンポーネントにおいて、Red Hat Enterprise Linux AS (v.2.1 for x86)、Red Hat Enterprise Linux ES (v.2.1 for x86)が未サポートになりました。

V7.0L10

マルチプロセッサ及びHyper-Threding機能が動作するサーバをサポートしました。

syslogにて出力しているメッセージにメッセージタグ及びメッセージIDを付与し、メッセージ詳細について判断できるようになりました。

■負荷分散機能

VL

詳細

V6.0L10

負荷分散対象サーバの追加時に活性増設が可能となりました。

複数ワークユニット監視が可能となりました。またワークユニット監視時の分散方式として“ラウンドロビン”が選択可能になりました。

負荷分散システムの構築サンプルファイルをご提供いたします。

負荷計測エージェント(Linux版)のサポートOSにRed Hat Enterprise Linux AS (v.3 for x86)、Red Hat Enterprise Linux ES (v.3 for x86)が追加されました。また、Red Hat Linux 7.2 Professional/Trubo Linux 7.2 Serverは未サポートとなりました。

負荷計測エージェント(Solaris版)で、Solaris 7が未サポートになりました。

負荷計測エージェント(Windows版)のサポートOSにWindows Server 2003が追加されました。

シャットダウン制御コマンド(nsstate)のサポートOSにRed Hat Enterprise Linux AS (v.3 for x86)、Red Hat Enterprise Linux ES (v.3 for x86)、Windows Server 2003が追加されました。また、Red Hat Linux 7.2 Professional/Red Hat Linux 7.3/Turbo Linux 7.2 Server/Turbo Linux 7.3 Server/Solaris 2.6は未サポートとなりました。

故障監視時の「無応答時の再検査」時間のデフォルトが「1000ms」から「10000ms」に変更になりました。

シャットダウン制御で強制保守開始をサポートしました。

IJServerとWebサーバを分離して運用するシステムの負荷分散をサポートしました。

Interstage V6のIJServer上のEJBアプリケーションでは、ワークユニット監視及び“最小待ちメッセージ数”による分散をおこなうことはできません。

V7.0L10

無通信監視設定他、Traffic Director本体の各種パラメタを変更するコマンド(ndlbprm)がサポートされました。

IIOPメソッド毎負荷分散時にクライアントに通知するエラーコードが詳細化されました。

Webアクセラレーション機能使用時にクライアントに通知されるHTMLエラーメッセージの内容が変更になりました。

Interstage IJServer上のEJBアプリケーションで、ワークユニット監視をサポートしました。また、ワークユニット監視時に「高負荷の判断基準」として“CPU負荷、ディスク負荷、メモリ負荷”のみを選択することが可能となりました。

Windows版 負荷計測エージェントにおいてXMLライブラリが添付されなくなりました。

MACアドレス変換において、負荷分散対象サーバがクラスタ構成等で、MACアドレスを引き継がない仕様でも分散可能となりました。

IIOPメソッド毎負荷分散において、常設コネクション数の設定が可能となりました。

負荷計測エージェント(Linux版)のサポートOSにRed Hat Enterprise Linux AS/ES (v.3 for x86)が追加されました。また、Red Hat Enterprise Linux AS/ES (v.2.1 for x86)は未サポートとなりました。

負荷計測エージェント(Windows版)でWindows NT 4.0 Serverが未サポートになりました。

シャットダウン制御コマンド(nsstate)のサポートOSにRed Hat Enterprise Linux AS/ES (v.3 for x86)が追加されました。また、Red Hat Enterprise Linux (v.2.1 for x86)、Solaris 7、Windows NT 4.0 Serverは未サポートとなりました。

IIOP負荷分散、ワークユニット監視可能なInterstage Application ServerとしてInterstage Applicaiton Server Enterprise Edition V7.0L10(Linux for Itanium(PRIMEQUEST)版)が追加になりました。

■運用管理機能

V6.0L10

管理コンソールで、Windows NT 4.0が未サポートになりました。


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