キャッシュ機能説明書 (統合環境設定編)
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第2章 機能説明(PROXYサーバ)

2.14 クライアントIPアドレス送信機能

 HTTP PROXY機能およびリバース機能使用時に、アクセスしているクライアントのIPアドレスをWWWサーバにリクエストヘッダとして通知する機能です。これにより、アクセスしているクライアントマシンのIPアドレス情報を、WWWサーバのCGIなどの処理で使用することができます。追加するヘッダ名には任意のヘッダ名を指定できます。指定を省略した場合は、"X-Client-IP:"を使用します。

2.14.1 送信するIPアドレスヘッダの形式

 以下の4つのうちのいずれかの形式で、送信するIPアドレス情報ヘッダを作成します。  ただし上記形式のうち、ヘッダ値の最後または先頭にIPアドレス情報を設定する形式を選択し、クライアントから同じ名前のヘッダが複数行送信された場合は、それぞれのヘッダ行を一行に結合した上で、IPアドレス情報を設定します。複数ヘッダ行の結合方法として、以下のいずれかを指定できます。
 クライアントIPアドレス送信機能の設定方法の詳細については、“11.10 ヘッダ設定”を参照してください。



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