負荷分散/QoS制御 テクニカルガイド
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15.41 ネットワーク2重化構成で、負荷計測エージェント故障が検出された
NIC切替えを使用している分散対象サーバで負荷計測エージェントを使用する場合、ndsvagsetコマンド、または、ndsvaginsコマンドで、負荷計測エージェントが、Traffic Directorとの通信に使用するIPアドレスまたは、Application Serverのシステム名(ホスト名)を設定する必要があります。
- 分散対象サーバがApplication Server以外の場合
ndsvagsetコマンドで、分散対象サーバのIPアドレスに指定したIPアドレスを設定してください。
- 分散対象サーバがApplication Serverのマルチシステム構成の場合
ndsvaginsコマンドで、システム名を設定してください。
システム名で指定したApplication Serverのホスト名に対応するIPアドレスが、負荷分散ポリシーで設定した分散対象サーバのIPアドレスと一致していることを確認してください。
- 分散対象サーバがApplication Serverのマルチシステム構成以外の場合
ndsvaginsコマンドで、デフォルトシステムのシステム名(通常は、「default」)を設定してください。
デフォルトシステムのホスト名に対応するIPアドレスが、負荷分散ポリシーで設定した分散対象サーバのIPアドレスと一致していることを確認してください。
負荷計測エージェントがTraffic Directorと通信を行うIPアドレスやシステム名の設定が正しく行われていない場合、Traffic Directorと負荷計測エージェントが通信を行なえないため、負荷計測エージェント故障が検出されます。
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