負荷分散/QoS制御 テクニカルガイド
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第9章 二重化構成時の注意点> 9.3 簡易HS> 9.3.3 簡易HSコマンド仕様

9.3.3.1 簡易HS切替コマンド(hschgctl)

[名前]

/opt/FJSVnashs/bin/hschgctl − 簡易HSの運用状態の表示・切替

[書式]

hschgctl -c
hschgctl -t
hschgctl -p
hschgctl -h

[機能]

簡易HSの運用状態の切替え及び運用状態の表示を行います。

-c
現在の運用状態を切り替えます。
-t
ホットスタンバイ機能およびTraffic Directorを停止します。
注意:本オプションは推奨していません。停止には、hsstopコマンドを使用してください。
-h
オプション一覧を表示します。
-p
現在の運用状態を表示します。表示形式は以下の通りです。

LocalNode: Run <--- 自ノードの状態
RemoteNode: Wait <--- 相手ノードの状態
RemoteNodeName: nname1 <--- 相手ノード名。表示できない場合は"unknown"

IfName Status <--- インタフェースの状態。OKまたはNG
hme0 ----
qfe0 ----

DstIP SrcIP Status <--- ネットワークの状態。OKまたはNG
10.10.10.120 10.10.10.1 OK
10.10.20.5 10.10.20.1 OK
10.10.30.120 10.10.30.6 OK

以下に、表示項目について説明します。

[終了ステータス]

0(正常終了)
0以外(異常終了)



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