負荷分散/QoS制御 テクニカルガイド
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5.1.2 文字列と1文字の正規表現を組み合わせて使用する正規表現
- アスタリスク(*)は、1文字の正規表現の次にアスタリスク(*)が続いた場合、1文字の正規表現を0回以上の繰り返したものに一致する正規表現です。
例)
abc* は ab、abc、abcc、abccc などと一致します。
ab[1-3]* は ab、ab1、ab12、ab123、ab1111 などと一致します。
- プラス符号(+)は、1文字の正規表現の次にプラス符号(+)が続いた場合、1文字の正規表現を1回以上の繰り返したものに一致する正規表現です。
例)
abc+ は abc、abcc、abccc などと一致します。
ab[1-3]+ は ab1、ab12、ab123、ab1111 などと一致します。
- ((左括弧) と )(右括弧) の間に囲まれた正規表現は、その囲まれた文字列と一致する正規表現です。((左括弧) と )(右括弧) の指定は9個までの制限があります。
例)
(abc)(xyz)(abc) は abcxyzabc と一致します。
- \N(バックスラッシュ数字)は、前方で記述した ((左括弧) と )(右括弧) の間に囲まれた文字列と一致した文字列と一致する正規表現です。数字Nは、左端から数えてN番目の ( と ) に該当します。
例)
([ab]c)\1はacacやbcbcと一致します。acbcとは一致しません。
- 疑問符(?)は、1文字の正規表現の次に疑問符(?)が続いた場合、1文字の正規表現または空文字列に一致する正規表現です。
例)
abc? は ab、abc と一致します。
ab[1-3]? は ab、ab1、ab2、ab3 と一致します。
- 複数の文字列を縦線(|)で区切って並べたものは、そのうちどれか1つの文字列に一致する正規表現です。
例)
abc|xyz は、abc、xyz と一致します。
(abc|xyz)abc は、abcabc、xyzabc と一致します。
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