負荷分散/QoS制御 テクニカルガイド
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第5章 URLの正規表現> 5.1 正規表現の構文

5.1.1 文字の正規表現

  1. 普通の文字(下記 2 で述べるもの以外)は、それ自身と一致する1文字の正規表現です。
  2. バックスラッシュ(\)に特殊文字を続けたものは、特殊文字そのものと一致する1文字の正規表現です。
    特殊文字には次のようなものがあります。
  3. ピリオド(.)は、任意の1文字に一致する正規表現です。
  4. 大かっこ([ ])に囲まれた空でない文字列は、その中の任意の1文字、または、マイナス符号(-)で区切られた文字範囲の中の任意の1文字と一致する正規表現です。
    例)
    book[123]、book[1-3] は book1、book2、book3 と一致します。
    book[abcABC]、book[a-cA-C] は booka、bookb、bookc、bookA、bookB、bookC と一致します。
    [gG][iI][fF] は gif、giF、gIf、gIF、Gif、GiF、GIf、GIF と一致します。
  5. 大かっこ([ ])内の最初の文字としてカレット(^)を指定すると、カレット(^)に続く文字以外のすべての文字と一致する正規表現となります。
    例)
    book[^123]、book[^1-3] は book1、book2、book3 と一致しません。
    book[^abcABC]、book[^a-cA-C] は booka、bookb、bookc、bookA、bookB、bookC と一致しません。

記号(\)は、コード0x5cに該当する文字であり、表示する環境によってはバックスラッシュとなります。


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