負荷分散/QoS制御 テクニカルガイド
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1.2.1.3 複数のIPアドレスが登録されている場合
分散対象サーバがホットスタンバイ構成やLAN2重化構成等の場合、クライアントと通信を行なうIPアドレスが複数登録されていることがあります。このような場合、ndsvagsetコマンドを使用して、ポリシー情報に設定した分散対象サーバのIPアドレスを登録する必要があります。
- 名前
- /opt/FJSVsvag/bin/ndsvagset -IPアドレスの登録、削除、表示
- 形式
- /opt/FJSVsvag/bin/ndsvagset [-a IPaddress] | [-d]
- 機能
- 分散対象サーバのIPアドレスの登録、削除、表示を行います。オプションがない場合は、現在登録されているIPアドレスを表示します。
- -a IPaddress
分散対象サーバのIPアドレスを登録します。
- -d
登録済みのIPアドレスを削除します。
- 本コマンド実行後は、分散対象サーバを再起動する必要があります。
- 本コマンドを実行するにはroot権限が必要です。
- 設定情報は”/etc/opt/FJSVsvag/apsystem.conf”に記録されます。設定変更後は、誤操作によるファイル破壊等に備えてのバックアップを採取するようにしてください。リストアする際は負荷計測エージェントを停止後におこない、リストア後に起動してください。
- IPアドレスの表示では、ndsvaginsコマンドで登録されているシステム名も表示されます。
- 登録可能なIPアドレスは一つだけです。
- ワークユニット名が登録されている場合は登録できません。
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