負荷分散/QoS制御 コンソールリファレンス
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2.1.1 ログ取得の設定
ネットワーク・モニタ、負荷分散モニタ、帯域制御モニタでは、画面下部で右クリックから「ログ設定」を選択し設定することで、各モニタのログ機能を使用することができます。
ログ取得機能の有効/無効、最大取得サイズ(MB)、保存ディレクトリを指定して[OK]ボタンをクリックします。
管理コンソールを再起動します。その際にワークスペースを保存してください。

ログを取得する
ログを取得する場合はこのチェックボックスをチェックします。
ログ取得を解除する場合には、チェックを外します。
各モニタ単位に指定可能です。
最大取得サイズ(サーバ単位)
取得するログの最大ディスクサイズ(MB)を設定します。
各モニタ、かつ各(ネットワーク)サーバ単位にこのディスクサイズを割り当てます。
無制限
このチェックボックスをチェックすると、「最大取得サイズ」は無制限となります。
保存ディレクトリ
ログを保存するディレクトリを設定します。
各モニタ単位に指定可能です。
参照
「保存ディレクトリ」を一覧から選択することができます。
保存するディレクトリを指定してOKを押下してください。

格納ファイルについて
格納ファイルはCSV形式です。ファイル名は以下のような命名規則で作成します。
モニタ識別子+ネットワーク・サーバ名+格納ファイル作成日時+".csv"
- モニタ識別子
Net:ネットワーク・モニタログ
Lbm:負荷分散モニタログ
Trf:帯域制御モニタログ
- ネットワーク・サーバ名
モニタの接続設定で指定したサーバ名
- 格納ファイル作成日時
格納ファイルを作成した年月日時分秒
例:Lbm192.168.1.120021029180648.csv

- ログ設定が反映されるのはモニタが最初のデータを受信した時です。既に表示されているネットワーク・サーバのログ設定を反映させるためには、管理コンソールを再起動する必要があります。接続していない状態等で、まだ表示されていない場合のみログ設定がすぐに反映されるため管理コンソールの再起動は不要です。
- 格納ファイルはネットワーク・サーバ毎に作成されます。また、以下の場合には新規に格納ファイルを作成します。
・管理コンソールを再起動された場合
・ポリシーを変更して配信された場合(画面がリセットされる場合のみ)
・指定された最大取得サイズの1/2に達した場合
- 保存ディレクトリに存在する格納ファイルの合計サイズが最大取得サイズを超えた場合は、最も古いログファイルを削除します。
- ログファイルは拡張子がcsvとなっていますが、Microsoft(R) Excelでは65536行、256列までが表示可能となっています。これを越える場合、テキストエディタ等で参照するか、上記範囲内に編集した後Microsoft(R) Excelで開く必要があります。それぞれのモニタの列数は以下の式で求められます。
・ネットワーク・モニタログ列数=1+インタフェース数×35
・帯域制御モニタログ列数=1+インターフェース数×5+フロー数×5+通常クラス数×5+均等割当てクラス×12
・負荷分散モニタログ列数=1+各サイト・ファームの合計
1サイト・ファーム分=負荷分散対象サーバ数×(25+サービス・オブジェクト数×2)
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