Symfoware(R) Server 概説書 - FUJITSU -
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上へ第5章 Symfoware Serverの機能

5.8 Contentsアダプタ

インターネットを中心とするIT環境では、従来の正規化された数値データだけでなく、さまざまな形式の文書データや静止画、動画、音声などのマルチメディアデータもビジネスに重要な役割を担っています。Symfoware Serverでは、このようなさまざまなデータ(コンテンツ)を蓄積し、管理できるデータストアとしてのプラットフォームを提供しています。

さらに、蓄積された膨大な量のコンテンツに対して、そのコンテンツの特長を活かした検索機構を提供するために、Contentsアダプという考え方を導入しています。Contentsアダプタとは、データベースに蓄積されたコンテンツに、それぞれのコンテンツの特長を活かした高速なデータ検索機構を搭載可能とする考え方です。

Contentsアダプタの考え方について、以下に示します。

[図:Contentsアダプタの考え方]

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Contentsアダプタでは、たとえばデータベースに蓄積されたコンテンツがテキストデータの場合、テキストデータの特長を活かしたキーワード検索が可能な全文検索という機構を組み込みます。また、データベースに蓄積されたコンテンツがXMLデータの場合は、XMLの構造に従ったタグを指定した検索が可能なXML検索というXMLデータの特長を活かした検索機構を組み込みます。そのほかのコンテンツに対しても、それぞれのコンテンツが持つ特長を活かした検索機構を組み込みます。このようなContentsアダプタの考え方により、データベースに蓄積された、さまざまなデータを効率的に検索でき、蓄積されたデータを有効に活用できます。

Contentsアダプタについて、以下に説明します。


下へ5.8.1 XMLアダプタ
下へ5.8.2 Textアダプタ

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