Symfoware(R) Server 概説書 - FUJITSU - |
目次 索引 |
WebDBtoolsは、Webブラウザからデータベースの構築を支援するデータベース開発ツールです。開発するデータベースの定義および試験データの操作を、Webブラウザからすべて行うことができます。また、Webサーバとデータベースの連携機能により、簡易なデータベース業務を構築することもできます。
WebDBtoolsについての詳細は、“WebDBtoolsユーザーズガイド”を参照してください。
WebDBtoolsの概要について、以下に示します。
WebDBtoolsについて、以下の機能を説明します。
WebDBtoolsは、データベース管理者がWebブラウザを利用して、データベースを構築することができます。
データベース構築機能を利用すると、データベースを構成するスキーマ、表などのデータベースオブジェクトの定義を、Webブラウザから行うことができます。データベース構築機能は、以下の2つの機能から構成されています。
定義操作
定義操作は、拡張タグがサーバで実行され、データベースが定義され、実行結果をWebブラウザに表示します。
定義表示
定義表示は、サーバでRDBディクショナリ内の定義情報を参照する拡張タグが実行され、定義の属性をWebブラウザに表示します。
データベースの構築について、以下に示します。
データ操作機能では、Webブラウザを利用して、データベースのデータの参照および更新をすることができます。
操作条件を設定して実行し、利用者がサーバに処理を依頼すると、サーバ内で拡張タグが実行されます。実行結果は、HTML形式でWebブラウザに表示されます。
データの操作について、以下に示します。
データベース連携機能により、Webとデータベースの連携業務を作成することができます。データベース連携業務は、WebScriptのHTML拡張タグを利用して作成します。
WebScriptは、HTMLからデータベースにアクセスするための拡張タグ機能をサポートしています。拡張タグファイルは、HTMLにデータベースアクセスのためのSQL文をHTMLの拡張タグの形式で指定したものです。HTMLを理解している開発者であれば、HTMLにSQL文を埋め込むだけでデータベース情報をWebブラウザに取り出すことができることになり、Webとデータベースの連携業務を容易に構築することができます。
データベース連携について、以下に示します。
目次 索引 |