Symfoware(R) Server 概説書 - FUJITSU - |
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XMLとは、アプリケーション(コンポーネント)間のリモート呼出しを実現するためのプロトコルであるSOAPを用いたページ記述言語です。
XMLアダプタは、XMLデータをそのままの形でBLOB型のデータとしてデータベースに格納し、XMLの構造に応じた検索を行うことができます。
XMLアダプタについての詳細は、“XMLアダプタユーザーズガイド”を参照してください。
XMLアダプタの概要について、以下に示します。
XMLアダプタについて、以下の機能を説明します。
XMLアダプタでは、データベースに格納したXMLデータに対して、XMLデータの構造を基本とした検索機能を提供するため、XMLデータ専用のインデックスを作成します。また、XMLデータのインデックスの構造は、検索の対象とするXMLデータの構造に応じて、利用者が定義することができます。さらに、一度定義したXMLデータのインデックスの構造は、業務の変更にともない、自由に変更できます。
XMLデータのインデックス作成は、SQL文で行います。
XMLデータのインデックス作成について、以下に示します。
XMLアダプタは、データベースに格納するXMLデータを、BLOB型のデータの1つとして扱います。これにより、利用者は、データベースにXMLデータを格納する場合、XMLデータの持つ特別な構造を意識する必要はありません。単にBLOB型の列をもつ表として、自由にデータベースを設計できます。
XMLデータの格納について、以下に示します。
XMLアダプタは、BLOB型の列に格納されたXMLデータに対して、XMLデータの構造を基本とした検索機能を提供します。検索条件式は、XPath(W3C勧告)に準拠した形式を採用しています。XMLデータを検索する機能としてCONTAINS関数をSQLに導入しています。CONTAINS関数にXMLデータの構造を基本とした検索条件を指定し、SQL文と組み合わせて使用することで、目的のXMLデータを検索できます。
XMLデータの検索ついて、以下に示します。
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