Symfoware(R) Server 概説書 - FUJITSU - |
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データベースのアクセスには権限が必要です。アクセスが許可されていないデータベースには、データを更新することも参照することもできません。
データベースに対するアクセス権限の定義についての詳細は、“権限”を参照してください。
アプリケーション開発では、ビュー表やプロシジャルーチンに対してアクセス権限を有効に設定することにより、処理効率を向上することができます。
ビュー表とプロシジャルーチンのアクセス権限について、以下に説明します。
ビュー表のアクセス権限
ビュー表は、ビュー表の元となる表のアクセス権限とは別に、ビュー表に対してアクセス権限を設定できます。
これにより、ビュー表の元となる表のデータへのアクセス権限を持たなくても、ビュー表として定義されている範囲のデータへのアクセスが可能になります。
表のすべてのデータは参照させたくないが、一部だけデータを公開する必要があるなどアクセス制御を行いたい場合に、ビュー表にアクセス権限を設定すると有効です。
プロシジャルーチンのアクセス権限
プロシジャルーチンは、プロシジャルーチンが操作する表やスキーマの権限とは別に、プロシジャルーチンに対してアクセス権限を設定できます。
これにより、プロシジャルーチンが操作する表やスキーマへのアクセス権限を持たなくても、プロシジャルーチンのアクセス権限が設定されていればデータベースにアクセスすることができます。
プロシジャルーチンは各アプリケーションから共通で使うことができるため、表やスキーマに対してのある操作にアクセス権限を与えたい場合に、プロシジャルーチンにアクセス権限を設定すると有効です。
プロシジャルーチンについての詳細は、“プロシジャルーチンの利用”を参照してください。
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