Symfoware(R) Server 概説書 - FUJITSU -
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上へ第3章 Symfoware Serverのデータベースの構成
上へ3.3 論理構造

3.3.10 権限

論理構造で資源が定義された時には、その資源の定義者のみがすべての権限を保持しています。したがって、定義者以外がその資源にアクセスするためには、権限情報の定義を行います。権限定は、スキーマ、表、ビュー表、順序、トリガ、プロシジャルーチンおよびファンクションルーチンなどに設定することができます。権限の定義は、GRANT文で行います。

Symfoware Serverの権限(機密保護)についての詳細は、“機密保護”を参照してください。

また、権限の定義では、ある業務で必要な権限をまとめて設定したいという要件があります。このような権限の付与には、ロールを利用すると便利です。

なお、権限定義を列単位に行う場合はビュー表で、処理単位で行う場合はプロシジャルーチンで行うことができます。ビュー表やプロシジャルーチンを用いたアクセス制御についての詳細は、“アクセス権限”を参照してください。


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