Symfoware(R) Server 概説書 - FUJITSU - |
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Symfoware Serverは、SQL(Structured Query Language)を利用して、データベースにアクセスします。
SQLは、リレーショナルデータベースシステムへアクセスする操作言語です。
SQLについての詳細は、“SQLコマンドリファレンス”を参照してください。
Symfoware Serverで利用できるSQLの分類を以下に示します。
データ定義言語(DDL:Data Definition Language)を利用して、リレーショナルデータベースの表やスキーマなどデータベースの構成要素が定義できます。
データベース定義系のSQLは、RDBコマンドにより実行します。なお、WebDBtoolsを用いることで、GUIによりデータベースの定義を行うことができます。
WebDBtoolsについての詳細は、“WebDBtools”を参照してください。
また、定義できる構成要素について代表的な要素を、以下に説明します。
データベースを構成する要素です。Symfoware Serverでは、情報システム分析技法AA/BRMODELLINGなどを利用しデータ分析を行って、表またはビュー表を作成します。Symfoware Serverでは、これらの表の集まりを“スキーマ”と定義しています。
論理構造定義において実表として定義された表です。データ本体がデータベーススペースに格納されます。
ビュー定義で定義するデータ操作のための仮想的な表を“ビュー表”と呼びます。実表の一部分をビュー表として定義してデータ操作を容易にしたり、操作できる範囲を限定したりするために使用します。
データ操作言語(DML:Data Manipulate Language)を使用して、以下の操作を行うことができます。
データ挿入
データ変更
データ削除
データ参照
データベースの変更の有効、無効の制御、トランザクションモードの切替えなど、トランザクションに関する管理を行うことができます。
コネクションの接続や切断など、コネクションに関する管理を行うことができます。
セションの対象となるデータベース名の設定や利用者の変更など、セションに関する管理を行うことができます。
一時表の解放を行うことができます。
セキュリティパラメタを設定することができます。
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