Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド データベース定義編 - FUJITSU -
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目次
索引
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- 第2章 データベースの作成
2.1 データベース設計から運用までの概要
データベースの作成作業は、Symfoware/RDBの環境の作成が完了したあと、Symfoware/RDBを起動してから行います。
Symfoware/RDBの環境作成およびSymfoware/RDBの起動方法は、使用しているOSに対応する“セットアップガイド”を参照してください。
本章で説明しているSQL文の詳細な文法については、以下のマニュアルを参照してください。
データベースを作成し、運用するまでに必要な手順を以下に示します。
■データベースの作成、運用
- データベースの設計を行います。
- データベース名を登録します。
- データベーススペースを作成します。
- スキーマ、および表などの論理構造を定義します。
論理構造を定義するとき、格納構造を簡略化して定義することもできます。
- 格納構造(表、およびインデックスに対するDSO、およびDSI)を定義します。
格納構造の定義は、以下のように検索性や運用性を向上します。
- 表の分割格納により、検索範囲を局所化し、効率良い検索をする。
- 表の分割格納により、データベースの障害発生時や、バックアップ・リストア時に通常の運用を停止することなくデータベースの保守・運用をする。
- 一時表を定義します。
- 権限情報を定義します。
- 最適化情報を設定します。
- データベース(DSI)を初期化します。ただし、データベースの創成でrdbsloaderコマンドを使用する場合は、DSIの初期化は不要です。
- データベースの定義情報の保全のために、RDBディクショナリのデータを退避します。
- 外部データからまたは応用プログラムからデータを投入し、データベースを創成します。
- データベースを利用する準備として、データベースのデータを退避します。
- データベースを運用します。
図:データベースの設計から運用までの手順にデータベースの設計から、運用までの手順の流れを示します。
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