PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Linux版) |
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付録B リファレンスマニュアル | > B.2 GFS 共用ファイルシステム独自管理コマンド |
sfcadd -D device[,device,...] t_device
sfcadd は、オペランド t_device で指定された代表パーティションを持つ GFS 共用ファイルシステムに対して、ファイルデータパーティションの追加を行います。ファイルデータパーティションの追加は、対象ファイルシステムがアンマウントされている場合に行うことができます。このとき、データの退避/復元は必要ありません。
以下のオプションが指定できます。
-D device[,device,...]
ファイルデータ領域として追加するパーティションをブロック特殊ファイルで指定します。複数のパーティションを追加する場合は、ブロック特殊ファイルをカンマで区切って指定します。
代表パーティションが /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 である既存の GFS 共用ファイルシステムに対して、ファイルデータパーティションとして /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume02 と /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume03 を新規に追加する場合。
# sfcadd -D /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume02,/dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume03 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter> |
以下のオペランドが指定できます。
t_device
処理の対象とする GFS 共用ファイルシステムの代表パーティションのブロック特殊ファイルのパス名を指定します。
sfcfsck(8), sfcmkfs(8), sfcadm(8), sfcinfo(8), sfcnode(8).
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