PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Linux版)
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第11章 ファイルシステムの操作(コマンド編)> 11.2 作成

11.2.5 ファイルシステム状態確認

 GFS 共用ファイルシステムをマウントすることにより、使用可能な状態となったことを sfcrscinfo(8) により確認します。対象ファイルシステムの共用ノード範囲のいずれかのノードで行います。

 sfcrscinfo(8) コマンドの詳細については、本書の sfcrscinfo(8) 参照してください。

 以下に、/dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume1 を代表パーティションとする GFS 共用ファイルシステム状態 (マウント状況) を、sfcrscinfo(8) で確認する方法を示します。

# sfcrscinfo -m /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter>
/dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01:
FSID  MDS/AC  STATE  S-STATE   RID-1   RID-2   RID-N  hostname
   2  MDS(P)  run    -            0        0       0  mikan
   2  AC      run    -            0        0       0  mikan
   2  MDS(S)  wait   -            0        0       0  karin
   2  AC      run    -            0        0       0  karin

 MDS(P)、または MDS(S) のどちらかの状態が、run - であり、対象ファイルシステムの共用ノード範囲のアクセスクライアント(AC) の状態も run - であることを確認します。確認できれば、対象ファイルシステムは正常に動作している状態です。

 また、すべての状態が、stop - の場合は、正常に停止していることを示します。


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