PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Linux版)
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第2章 ファイルシステムの構造> 2.1 ファイルシステムのディスク上の構造

2.1.6 パーティション構成

 GFS 共用ファイルシステムでは、1つのパーティションからなるシングルパーティション構成、または、複数のパーティションを1つのファイルシステムに割り当てるマルチパーティション構成をとることが可能です。

 メタデータ領域、およびアップデートログ領域は、1つのパーティションに集約して配置されます。メタデータ領域が配置されたパーティションを代表パーティションと呼びます。

 シングルパーティション構では、メタデータ領域、アップデートログ領域、ファイルデータ領域を1つのパーティションにとります。

[図 シングルパーティション構成]

 マルチパーティション構では、ファイルデータ領域を複数のパーティションで持つことができます。 また、ファイルデータ領域をメタデータ領域から分離してファイルシステムを作成することができます。

 マルチパーティション構成のうち、代表的なパターンを以下に示します。

1.ファイルデータ領に新規パーティションを追加する (ファイルデータ領域追加)

[図 ファイルデータ領域追]

2. ファイルデータ領域を代表パーティションから分離したパーティション構成

[図 ファイルデータ領域分]

 マルチパーティション構成では、すべてのパーティションに、スーパブロッ、パーティション構成情を保持しています。


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