Dynamic Reconfiguration ユーザーズガイド 2.6
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第2章 DRのシステム構成と運用管理> 2.1 DRシステム構成> 2.1.3 メモリ

2.1.3.1 メモリの種類と制限

DRは扱うシステムボードのタイプを、メモリの使用状況により、カーネルメモリボードとユーザメモリボードの2種類に分類します。

GP7000Fモデル1000/2000, PRIMEPOWER800/1000/2000ではカーネルメモリボードの削除をサポートしていません。

カーネルメモリの割り当てには、できるだけ、あるひとつのシステムボード上のメモリが使用されます。しかし、そのメモリ上のすべてがカーネルメモリに割り当てられた場合、次のシステムボード上のメモリを使用することになります。カーネルメモリとして使用されるシステムボードの優先順位は以下のとおりです。

  1. OBPやOSが格納されるシステムボード(ブートボード)。(“2.3.2.1 カーネルメモリアロケーションオプション"参照)
  2. ブートボードでない場合は、no-obp-sb-cXまたはno-obp-sbが指定されてないシステムボードのうち、ボード番号の小さいシステムボードからカーネルに使用されます。
  3. no-obp-sb-cXまたはno-obp-sbで指定されたシステムボード(“2.3.2.1 カーネルメモリアロケーションオプション"参照)
  4. DRによって追加されたシステムボード(早く追加されたものから順番)

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