Dynamic Reconfiguration ユーザーズガイド 2.6 |
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第2章 DRのシステム構成と運用管理 | > 2.1 DRシステム構成 | > 2.1.2 I/Oデバイス |
I/Oデバイスが削除できる条件は、以下のとおりです。
I/Oデバイスの削除をするためには、これら厳格な条件が満たされている必要があります。
実際の運用で1の条件が満たされている場合は少ないかもしれません。例えば、ルートファイルシステムをアンマウントすることは不可能ですし、運用上必要不可欠なファイルシステムをアンマウントすることもできません。この問題を回避するために、I/Oマルチパスを用いて、このような必要不可欠なI/Oデバイスへのアクセス経路を冗長化することができます。また、ディスクに関しては、ディスクの二重化ソフトによる冗長化という方法もあります。
DR対応されていないデバイスドライバがある場合、そのデバイスドライバによって制御されているI/Oデバイスへのアクセスをすべて中止し、modunload(1M)によって、そのデバイスドライバをアンロードする必要があります。DR対応されているデバイスドライバの条件は、“2.2 DR対応デバイスドライバの条件”で説明します。
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