Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド 応用プログラム開発編 - FUJITSU -
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上へ付録J メモリの見積り式

J.1 応用プログラム実行時のメモリ見積り

応用プログラムの実行時に、Symfoware/RDBのライブラリが使用するメモリ量の概算は、以下の式で見積もってください。

応用プログラム実行時の使用メモリ量 = Σセション単位の使用メモリ量

 セション単位の使用メモリ量 = 30KB
               + 通信に利用するバッファサイズ
               + 一括FETCHを行う場合のバッファサイズ
               + SQL文を実行する際の情報の保持域サイズ
               + ΣSQL記述子域サイズ

 通信に利用するバッファサイズ
  = 動作環境パラメタBUFFER_SIZEに指定したバッファサイズ
   (1列に対する列のデータ長がこのサイズを超えた場合、自動的に拡張されます)

 一括FETCHを行う場合のバッファサイズ
  = 動作環境パラメタRESULT_BUFFERに指定したバッファサイズ ×
            動作環境パラメタRESULT_BUFFERに指定したバッファの個数

 SQL文を実行する際の情報の保持域サイズ
  = 動作環境パラメタMAX_SQLに指定した数×0.5K
  + 準備中の動的SQL文の中で使用している動的パラメタおよび選択リストの数×0.1K

 SQL記述子域サイズ
  = ALLOCATE DESCRIPTOR文で指定したWITH MAX値
   (省略時は動作環境パラメタDESCRIPTOR_SPECに指定した値)×0.1K
  + Σ各項目記述子域に設定されたデータの合計サイズ

備考. 動作環境パラメタは、クライアント用の動作環境ファイルの実行パラメタのことです。

セションの詳細については、“マルチスレッド環境におけるデータ操作”を参照してください。


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