IIOPアプリケーションゲートウェイ説明書 (統合環境設定編)
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第5章 環境設定

5.8 ログ制御設定

 本節では、ログ制御設定の設定項目について説明します。

5.8.1 ログ制御設定の設定項目

 設定項目について以下に説明します。

アクセスログディレクトリ
アクセスログファイルを格納するディレクトリ名(ローカルファイルシステム)をフルパスで入力します。
"アクセスログを採取する"のチェックボックスがチェックされている場合に有効であり、省略はできません。
ディレクトリ名は、126文字まで入力できます。
ただし、Solarisの場合は英数字一部特殊文字(特殊文字セット1)のみ指定可能です。

統計情報ディレクトリ
アクセスログを統計するために使用するディレクトリ名(ローカルファイルシステム)をフルパスで入力します。
"アクセスログを採取する"のチェックボックスがチェックされている場合に有効であり、省略はできません。
ディレクトリ名は、126文字まで入力できます。
ただし、Solarisの場合は英数字一部特殊文字(特殊文字セット1)のみ指定可能です。
必要とするディスク容量は、最大(5KB + アクセスログファイルのサイズ)分です。

エラーログディレクトリ
保守用のエラーログファイルを格納するディレクトリ名(ローカルファイルシステム)をフルパスで入力します。
"エラーログを採取する"のチェックボックスがチェックされている場合に有効であり、省略はできません。
ディレクトリ名は、126文字まで入力できます。
ただし、Solarisの場合は英数字一部特殊文字(特殊文字セット1)のみ指定可能です。
プラットフォームに"Solaris"が設定されている状態で"IIOPゲートウェイ"を作成した場合、初期値に“/var/opt/FJSVispxy/logs”が設定されます。
プラットフォームの設定については、”3.2.2 ミドルウェアゲートウェイの作成”を参照してください。IIOPゲートウェイの作成については、”3.2.3 IIOPゲートウェイの作成”を参照してください。
クライアント名出力形式
アクセスログに出力するクライアントのクライアント名を、ホスト名で出力するか、IPアドレスで出力するかを指定します。
"ホスト名で出力する"が選択されている場合でも、IPアドレスからホスト名に変換できなかった場合は、IPアドレスで出力されます。ホスト名への変換ができない場合は、"IPアドレスで出力する"を選択するか、クライアントの情報をHOSTSファイルに記述してください。HOSTSファイルの記述方法はWindowsのオンラインヘルプなど、関連する情報を参照してください。
初期値は"IPアドレスで出力する"です。

図5.14に、Solarisの場合のログ制御設定の設定例を示します。


fig5-14

図5.14 ログ制御設定の設定例

[備考]

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