ファイアウォール機能 リファレンスマニュアル |
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第5章 ユーティリティ(Solaris版) | > 5.1 環境設定関連コマンド |
ファイアウォール機能のすべてのサービスの実行ログ採取環境を設定します。
fwaudlogenv [ -p | -d | -s [ -f 格納先 ] [ -c ログファイルサイズ ] [ -m ログレコード保存数 ] ] |
-p
現在の環境設定ファイルの内容を標準出力に出力します。
-d
実行ログの採取を停止し、環境設定ファイルの設定情報を初期化します。
-s
実行ログ採取環境の設定を行います。
-f 格納先
-sオプションが指定された場合に有効で、ログファイルの格納先を指定します。
省略された場合、“var/opt/FSUNfwip/log”が指定されたものとみなします。
(出力ファイル名は“waudact”です。格納先として指定したディレクトリ配下に、本ファイル名のファイルが存在しないことを確認してください)
-c ログファイルサイズ
-sオプションが指定された場合に有効で、ログファイルとして出力可能な最大サイズをMB単位(最大10MB)で指定します。
省略された場合、2MBが指定されたものとみなします。
-m ログファイル保存数
-sオプションが指定された場合に有効で、ログファイルは、-cで指定された全体サイズに対して、(-mパラメタ+1)個のファイル数に分割して、順次出力を行います。
このとき、本-mパラメタで指定されたファイル数は確実に保存されます。ログファイルの容量不足が発生した場合、最古のファイルから順次削除されます。
省略された場合、3が指定されたものとみなします。
指定可能な最大値は99です。
ファイアウォールサービスの実行ログの採取環境を設定します。
すべてのパラメタが省略された場合、現在の環境設定ファイルの内容を標準出力に表示します。
ここで設定した情報は、環境設定ファイル(/opt/FSUNfwip/etc/FWAudlogcfg)に格納されます。設定した情報を有効にするためには、ファイアウォールサービスの再起動が必要です。
復帰値 |
意味 |
---|---|
0 |
正常終了 |
0以外 |
異常終了。エラーの原因および対処方法については、"コンソールおよびコンソールログに出力されるエラーメッセージ"を参照してください。 |
You must be "root" to execute this command |
実行するには'root'権限が必要です。 |
System call error, func=%s |
システムコールエラーが発生した。(%s: 関数名) |
System call error, func=%s errno=%d |
システムコールエラーが発生した。(%s: 関数名 %d: エラーコード) |
System call error, func=%s(%s) errno=%d |
システムコールエラーが発生した。(%s: 関数名(詳細: %s) %d: エラーコード) |
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