ファイアウォール機能 リファレンスマニュアル
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第3章 操作(Windows版)

3.3 暗号鍵を登録する

ここでは、サイト間暗号通信機能を使用するために必要な暗号鍵の登録について、以下の場合に分けて説明します。

■SDFW暗号通信の場合

暗号鍵は通信相手ごとに登録します。通信相手となるSDFW暗号ゲートウェイは、暗号ゲートウェイ設定で設定した相手暗号ゲートウェイです。

また、暗号通信を行うSDFW暗号ゲートウェイ間で同一の暗号鍵を共有して使用する必要があります。同一の暗号鍵を登録するためには、自暗号ゲートウェイと相手暗号ゲートウェイのどちらか一方が使用する暗号鍵を決め、その暗号鍵をお互いの暗号ゲートウェイ設定で登録します。

以下に、自暗号ゲートウェイ側で暗号鍵を決めた場合の、自暗号ゲートウェイと相手暗号ゲートウェイでの暗号鍵の登録手順について説明します。

◆自暗号ゲートウェイ側での登録

以下の手順で自暗号ゲートウェイに暗号鍵を登録します。

  1. 自暗号ゲートウェイと相手暗号ゲートウェイで共有する暗号鍵を決定します。

  2. 環境設定の暗号ゲートウェイの設定で、暗号鍵を登録します。

  3. 登録した暗号鍵を、通信相手暗号ゲートウェイの管理者に知らせます。

暗号鍵を登録する場合、以下の点に注意してください。

◆相手暗号ゲートウェイ側での登録

相手暗号ゲートウェイの管理者は、通知された暗号鍵を登録します。操作方法については、自暗号ゲートウェイ側での登録手順と同様です。

■IP セキュリティ通信の場合

IP セキュリティ通信を行う場合、IPsec ゲートウェイ設定で、SPI 値、認証鍵および暗号鍵を設定する必要があります。その場合、通信相手となる相手 IPsec ゲートウェイと自 IPsec ゲートウェイで、以下のように設定内容を合わせる必要があります。

送信情報

受信情報


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