ファイアウォール機能 リファレンスマニュアル
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第2章 実行環境のチューニング(Solaris版/Windows版)> 2.5 システムパラメータ

2.5.2 コネクション監視タイマ

ファイアウォール機能では、エンドシステム間で送受信されるIPパケットに対して、コネクション情報に基づく通信制御を行っています。

このため、クライアントシステムが突如ダウンしたり、ネットワークがダウンしたような場合、ファイアウォール機能上で管理しているコネクションテーブルが永遠に残留してしまう恐れがあります。

このような事態に対処するため、ファイアウォール機能で管理しているコネクションテーブルに、パケットの送受信状況に応じたタイマを設け、不要なコネクションテーブル残留によるメモリリソース(つまり、通信リソース)の枯渇を防止しています。


下へ2.5.2.1 コネクション監視タイマの種類

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