ファイアウォール機能 リファレンスマニュアル
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第2章 実行環境のチューニング(Solaris版/Windows版)

ファイアウォール機能を円滑に運用するために、システムの運用環境に応じて、ファイアウォール機能の運用環境の確認、又は設定を行ってください。

ファイアウォール機能の実行環境には、以下のものがあります。

分類

項目

説明

ネットワーク環境

経路情報など、ネットワーク環境が正しく設定されていることを確認します。

資源容量

静的メモリ容量

製品インストール時に必要なメモリ容量です。

動的メモリ容量

製品運用時に必要となるメモリ容量です。

静的ディスク容量

製品インストール時に必要なディスク容量です。

動的ディスク容量

製品運用時に必要となるディスク容量です。

ログ情報管理

格納ディレクトリ

ログ情報を格納するディレクトリです。動的ディスク容量で見積もった空き容量が必要となります。

保存方法等

ログ情報の保存方法等を設定します。

イベント管理

通知方法

検出したイベント情報の通知方法を設定します。

判定基準

アラートイベントの検出基準を設定します。

異常パケット監視

どのような異常IPパケットの監視を行うかを設定します。

異常通信監視

どのような異常通信の監視を行うかを設定します。

不正アクセス管理

どのような不正アクセス管理を行うかを設定します。

システムパラメタ

最大コネクション

処理可能な最大コネクション数を設定します。

コネクションタイマ

コネクション監視タイマ値を設定します。

FTP サブコマンド

FTP サブコマンドであるPORT、PASVを許可するか否かを設定します。

非活性時動作モード

IPパケットフィルタリング機能が非活性状態の場合、IPパケットを破棄するか否かを設定します。

フィルタ条件

ファイアウォール機能の運用に必要なフィルタ条件を設定します。


以下に、実行環境のチューニング方法について説明します。


下へ2.1 ネットワーク環境
下へ2.2 資源容量
下へ2.3 ログ情報管理
下へ2.4 イベント管理
下へ2.5 システムパラメータ

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